- 【質問1】現在、低所得国に暮らす女子の何割が、初等教育を修了するでしょう?
- 正解は、60%。厳密には63.2%。正答率は7%。
- 【質問2】世界で最も多くの人が住んでいるのはどこでしょう?
- 正解は、中所得国。世界銀行のグループ分けで低所得国は9%、中所得国は76%とのこと。
- 【質問3】世界の人口のうち、極度の貧困にある人の割合は、過去20年でどう変わったでしょう?
- 正解は、半分になった。1日1.9ドル以下で暮らす人の割合は1993年の34%から2013年の10.7%へと減った。ほとんどの国で10%未満の正答率。
- 【質問4】世界の平均寿命は現在およそ何歳でしょう?
- 正解は、70歳。国連の予測で71.9歳。保健指標評価研究所によれば72.48歳。
- 【質問5】15歳未満の子供は、現在世界に約20億人います。国連の予測によると、2100年に子供の数は約何人になるでしょう?
- 正解は、20億人。
- 【質問6】国連の予測によると、2100年にはいまより人口が40億人増えるとされています。人口が増える最も大きな理由は何でしょう?
- 正解は、大人(15歳から74歳)が増えるから。
- 【質問7】自然災害で毎年亡くなる人の数は、過去100年でどう変化したでしょう?
- 正解は、半分以下になった。国際災害データベースによると75%の減少。正答率は10%。
- 【質問8】現在、世界には約70億人の人がいます。世界の人口分布を正しく表しているのはどれでしょう?
- 正解は、アジア40億、ヨーロッパ10億、アフリカ10億、アメリカ大陸10億。より正しくはアジア44億、アフリカ13億、ヨーロッパ8.4億。
- 【質問9】世界中の1歳児の中で、なんらかの病気に対して予防接種を受けている子供はどのくらいいるでしょう?
- 正解は、80%。実際は88%。
- 【質問10】世界中の30歳男性は、平均10年間の学校教育を受けています。同じ年の女性は何年間学校教育を受けているでしょう?
- 正解は、9年。
- 【質問11】1996年にはトラとジャイアントパンダとクロサイはいずれも絶滅危惧種として指定されていました。この3つのうち、当時よりも絶滅の危機に瀕している動物はいくつでしょう?
- 正解は、ゼロ。
- 【質問12】いくらかでも電気が使える人は、世界にどのくらいいるでしょうか?
- 正解は、80%。より正しくは85.3%だが、1週間に平均60回停電しても「電気を使える家庭」に分類されることもあるとのこと。そのため「いくらかでも使える」という表現になっている。
- 【質問13】グローバルな気候の専門家は、これから100年で、地球の平均気温はどうなると考えているでしょう?
- 正解は、暖かくなる。
いかがでしたでしょうか。世界にはまだまだ「悪い」ところがもちろんたくさんあるが、同時に「良くなってきている」。「悪い」と「良くなっている」は両立する。思ったよりも世界はずっと良くなっていることに驚いたのではないでしょうか。
くわしくは『
FACTFULNESS(ファクトフルネス)』を読んでくださいね。14ヶ国別の正答率も出ています。