アマゾン

アマゾンといえば

私がアマゾンという単語を初めて知ったのは、子供のころのテレビ番組『仮面ライダーアマゾン』だ。それをきっかけにアマゾン川を知った(父親に教えてもらった)。だから、アマゾンと言えば、私にとっては、アマゾン川流域とその大自然、どんどん失われる熱帯雨林の自然のことだった。

しかし、今アマゾンといえば、ネット書店のアマゾンのことだろう。

ネット書店?

ネット書店のアマゾンとすぐ上に書いたが、アマゾンは本当にネット書店か?『土井英司の「超」ビジネス書講義』には、こう書いてある。

アマゾンとはIT業界ではありますが、実態は巨大な小売業です。もっというなら、顧客と商品を結びつける巨大なデータベースです。リアルでやっていることを全部ネットに置き換えているだけですから、いくらでもビジネスがあります。まず本のネット販売で成功して、CDやDVDを売る。本が売れなくなっても、ネット上のプラットホームが整っているから、それを使って電子書籍が売れる。家電も食品も売れる。服も売れる。人が何かしらものを買う限り、アマゾンの仕事はなくなりません。楽天も同じだと思います。

私自身、アマゾンで本を買ったのは、これを書いている時点で2011年6月25日の『半裸の日々』が最後だ。それどころか、実際に調べてみて驚いた。ほとんど本を買っていない!

初めて注文したのが2008年5月4日の『節足動物の多様性と系統』。次は同じ年の12月に『ザ・マインドマップ』、翌2009年の夏にキノコの図鑑3種(『日本のきのこ (山渓カラー名鑑)』『きのこ (新装版山溪フィールドブックス)』『カラー版 きのこ図鑑』)。これで実質おわりだ。アマゾンとは無関係の何かのキャンペーンで500円分のAmazonギフト券をもらったことがあったから、それで『新・水辺の鳥 (野鳥観察ハンディ図鑑)』を買ってもいる。引き換えたというべきか。アマゾンで購入したのはこれで全部だ(『カラー版 きのこ図鑑』のみ、購入したのはアマゾン本体ではなく、アマゾンに出品している店舗での中古販売)。

それに対して、本以外のものでは、エネループ、CD、ハードディスク2つ、ネットのケーブル、双眼鏡10×30IS、ピンクローター、コンデジ、人生ゲーム、電子レンジ、XDピクチャーカード2、コンバーションレンズアダプタ、時計、デジカメのリモコン、マクロレンズ、レンズのプロテクター複数、デジタル一眼レフの予備バッテリー2種、ゴキブリホイホイ、ブラウンシェーバーの網刃、テレコンバーションレンズEC-20などなど多岐に渡る。

本は安いので大して儲からないと思うが、それ以外のものでずいぶんアマゾンにはお金を落としている。ちなみに、楽天カードを作ってからは、すべて楽天カードで決済している。アマゾンで高額商品買って、たまった楽天ポイントで楽天ブックスで本を買う!というのが、ちょっと前までの私の購入パターンだった。

アマゾンの素晴らしいところ

私がアマゾンが素晴らしいと感じ、気にいっていることがいくつかある。

  1. 多彩なレビューがうれしい
  2. システムが練りこまれていて使いやすい
  3. ダンボールが立派!

一番利用するのは、レビューだ。レビュー自体に問題点がないわけではないのだが、楽天ブックスhontoに比べて、レビュー数が圧倒的に多い。評価がずいぶん偏ることもあるのだが、それはそれで参考になる。鵜呑みにしなければいいのだ(それでもバイアスがかかってしまうものだということは『ファスト&スロー』を読んで強く実感するが)。

レビューの中には、本当に上手に書かれている方もいて、すごいなあと思うことが多い。そうそう、そんなことも書いてあったといい復習やまとめになることも多い。

システムの使いやすさは、私の体感レベルでは断トツである。楽天ブックスhontoにもぜひがんばってほしいところだ。もっともhontoはアフィリエイトが面倒なこと以外不便は感じていないが。

商品が送られてくるときのダンボールの立派さは一長一短ではある。あのダンボール、実に過剰包装の感がするときがあるが、ちょっとした本箱としてはかなり利用価値がある。どなたかの書籍に書いてあったことだが、実際に使ってみて、かなり重宝した。使わない場合は邪魔なだけで、その場合は短所となる。

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初回更新:2013-03-30 (土) 11:45:06
最終更新:2013-03-30 (土) 11:45:06
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