クロゴキブリ

目の前に現れるやヒトをパニックに落とし入れる能力を持つ有名昆虫。

我が家に出没する最大の昆虫。かつて屋内にはヤマトゴキブリがいたそうだが、クロゴキブリに追われ、もとの森に帰ったとされる(もちろん世代交代をしながら)。最近では、南のほうから南方系のより大きいワモンゴキブリが勢力を拡大していると聞くが、私は見たことない。

天敵にアシダカグモがいる。これも家の中にいたりするが、私は箱根の旅館で一度見たことがあるだけ。アシダカグモはゴキブリより大きく、動きもより速いので、これまた見たらパニックになること請け合いである。しかし、ゴキブリを退治してくれるのだから、神と崇めよう。

画像

  • 卵(卵鞘)
    • (フィルムカメラで撮ったのがあり、アルバム探してスキャンしなきゃ)
      引越し時、冷蔵庫の裏の壁にいくつもあったのを発見。

  • 幼虫
    • 1齢幼虫と同様です。

  • 成虫
    • クロゴキブリの成虫
      昨日というか今日(2011.9.22)も撮ったよ・・・。

各種データ

和名クロゴキブリ
漢字黒蜚蠊
学名Periplaneta fuliginosa (Serville)
目撃度見たくなくてもそこにいたりする
目撃場所家、職場、雑木林、仕事から帰宅途中の道端等
目撃時期初夏から秋かな 晩秋は深夜の道路を鈍く歩いているのをたまに見る
世代交代2~3年で1世代。ってことは、幼虫時代が意外に長いね

駆除の仕方

カブトムシやクワガタを採り(撮り)に行ったときに雑木林でご対面する場合はともかく、家庭内や職場で出た場合は、周りのヒトビトの精神的な平和のためにも、駆除を求められることが多々ある。そこで、お勧めの駆除方法を紹介することにする。

積極的にゴキブリを追いかける攻撃系とゴキブリを極力見ない防御系に大別できる。

積極攻撃

ゲーム性がありヒトによっては爽快感があるのが、スリッパなどで直接叩き潰す方法である。しかし、これは最悪の殺し方だ。内臓は飛び散り、後処理に困ることはもちろん、集合フェロモンも撒き散らすので、さらにゴキブリを呼び込むことになる。今日からやめよう(やめさせよう)。

学生時代にパソコン通信で掃除機で吸い取るというのを聞いた。実際にやってみると確かに比較的楽に目の前からゴキブリを消すことができる。しかし、我が家では翌日掃除機からゴキブリが出てくるところが目撃された。ゴキブリ以外にもたくさんものを吸い込み、すぐに掃除機のごみをいっしょに外に出してしまうのならば、命を直接奪うこともなく、ありの方法だろう。まあ、また家に入ってくるかもしれないが。

一番のお勧めは、熱湯を直接かける方法である。数少ない欠点は、電気ポットがない場合(我が家は久しくない)にはお湯を沸かすまでゴキブリの行方を監視していなければならないことと、攻撃の際「返り湯」を浴びて火傷しないようにしなければいけないことくらいである。後処理も比較的楽。周りをぬらしても被害が少ないところに追い込むのがポイントである。

実際に出やすく、攻撃しやすいのが流し台だが、その場合は熱湯ではなくて中性洗剤をかけるというのもきわめて効果的だ。これも後処理が楽。

最後に、殺虫剤も使いたければ使うといいだろう。人体への影響は、私は保証しない。その際、腹にめがけて噴射することである。昆虫は口で呼吸せず、腹にある気門から呼吸をするので、そこから毒を吸わせてやらないといけない。

ゴキブリは追いかけ回すと、すぐにハアハア息を切らす。すぐに止まって休憩しようとするから、隠れられないように追いかけることである。頭隠して尻隠さずの状態になったら、攻撃チャンスである。健闘を祈る。

待ち伏せディフェンス

ゴキブリホイホイやコンバット、ホウ酸団子などがこれにあたる。

ゴキブリホイホイのタイプの待ち伏せ型は、私が子供のころには他の似たような製品もあったが、去年自分で買いにいったときは、あったのはゴキブリホイホイだけだった。

ゴキブリホイホイの長所はたくさんある。まず、どのくらい効果があるかが目で見てすぐわかる。出そうな場所においておけば、確実に一日で結果が出る。慣れてくると、どこでたくさんかかるか実験するのが楽しくて仕方がなくなる。かからないならかからないで、ほとんど出ないことになるのだから、それはそれで安心ではないか。

後処理もきわめて楽。そのまま捨てればいいので、一番楽である。欠点があるとすれば、一度に何匹もかかっており、しかもそれが動いているのもしばしばなので、それを直視できないヒトには扱えないことくらいだろう。

コンバットやホウ酸団子は、毒を食わせて、どこかで死んでいただく方法で、作戦としてはおそらく最も優れている。ただし、どれくらいの効果があるかがまったくわからないのが欠点だ。

ゴキブリにとにかくかかわりたくないヒトには、最もいい方法だろう。ただし、なんでそこに?というところにゴキブリの死体がひっくり返っていることがある。そもそも毒殺されてそうなったのかどうかはわからないが。

ホウ酸を食わせる最大の長所は、連鎖的にゴキブリを退治できるところである。確かコンバットの説明書に書いてあったのだが、ゴキブリは、仲間内の糞を食べるらしく、その糞にホウ酸が入っていると、糞を食べたゴキブリも乾燥して(?)死ぬことになるらしい。だんだんホウ酸も薄まっていくだろうから、無限連鎖にはならないはずだが、いやはや、恐ろしい化学兵器を開発したものである。

  
ごきぶりホイホイ デコボコシート 5セット*2パック

ゴキブリの死体の処理について

これは意外と困るのではないだろうか?皆さんはいったいどうしているのであろう。

ゴミ箱にティッシュや割り箸でつかんでポイでいいならば、それでいい。しかし、すぐ近くにゴキブリの死骸があると思うといてもたってもいられないという場合もあるだろう。トイレに流していたこともあるが、まずくないか?

最近、私は庭にポイ捨てが多くなった。庭というのはとても便利なところで、許容量であれば(量が多くなければ)、自然界がすべて始末してくれる。これをリサイクルともいうし、物質的な輪廻転生ともいう。まさに万物は流転するのだ。ゴキブリの死体などは、アリさんありがとうである。庭がない場合はどうするか?道路はアリではないかと。

ところで、ポイ捨てする際にも注意事項がある。死ぬとひっくり返ることが多いのは、ご存知のとおりである。また、ゴキブリは別名油虫というのも広く知られていると思う(最近はそうでもない?)。私はひっくり返ったゴキブリをチラシなどの紙ですくい、ガラス戸を開けて庭にポイする。注意しなければいけないのはその瞬間である。

紙に勾配をつけて、重力にしたがって、庭に流すようにさようならするのならばよい。もっと遠くに飛ばそうと、紙を持ったままブツだけを放り投げようとするときが危険である。どういう状態になるか、ちょっと想像してみてほしい。たとえば、ノートの中央から向こう側の上に消しゴムを置いて、ノートの手前の端を持ったまま、消しゴムを遠くに飛ばそうとするところを想像してみてほしい。みんなでそれをやったとして、飛距離が平均値にもっとも近いヒトが賞金10万円もらえるとする。さあ、どうやる?

今度は消しゴムをゴキブリの死体に置き換えてやってみる。ゴキブリの死体は、軽く、その油のおかげで紙との摩擦は限りなくゼロである。慣性の法則と摩擦の少なさにより、ゴキブリを飛ばそうとしても、意外と動かず、手と紙だけが前に進む。その結果、高い確率で悲鳴が起こる。指とゴキブリがボディコンタクトしてしまうのだ!ぎゃ~~~~~!

健闘を祈る。

家からゴキブリを撲滅する方法

一切の食べかすを床に残さず、常に流し台や洗面所、お風呂の水を一滴も残さず、夏はクーラーを入れず、冬は暖房も入れず、冷蔵庫の電源も切る。そうすれば、ゴキブリも引っ越すでしょう。え?そんなの無理?じゃあ、撲滅も無理です。環境が整えば、生物は繁殖する。物が上から下に落ちるように。ただそれだけのことです。仮に家の中に今いるゴキブリを完膚なきまでに叩きのめしたとしても、また外から入ってきます。

分類

動物界
 節足動物門
  六脚亜門
   外顎綱
    双丘亜綱
     新翅節
      多新翅亜節
       ゴキブリ目
        ゴキブリ上科
         ゴキブリ科
          ゴキブリ亜科
           ゴキブリ属
            クロゴキブリ


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初回更新:2011-09-27 (火) 09:32:35
最終更新:2012-12-09 (日) 01:30:04
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