ツマキチョウ

春先にだけ見られる白蝶。期せずして見られると、ちょっと得した気分になる。飛んでいることが多いので、注意深く見ないと、モンシロチョウ(やスジグロシロチョウ)と区別がつかない。その気づいた瞬間がまたうれしいんだな。

モンシロチョウよりも小さめで、飛び方も若干違うが、それは見慣れないとわからないかな。かくいう私も寒さの続いた今年(2012年)は、今年初をモンシロチョウと同時に見たので、モンシロチョウの方は止まるまで確信が持てなかった(ツマキチョウのメスではないと断言できなかった。まだメスは出ていないはずと思ったけど)。

名前が黄蝶だが、特徴をきちんと表すならオスツマキシロチョウとしたいところ。つまり、オスだけが着物でいう褄の部分が黄色い白い蝶。メスは黄色い場所がない。

翅の裏側はオスもメスも白地にかなりの部分緑が入っている。ただし、花などに止まったときでないと確認しづらい。オスがまたなかなか止まらないんだ、これが。

季節を感じさせ、注意深く見ないとモンシロチョウと思ってしまうからこそ、多くの日本人にもっと知ってほしい蝶だ。

画像

各種データ

和名ツマキチョウ
漢字褄黄蝶
学名Anthocharis scolymus
幼虫の食草アブラナ科をいろいろ食すようだが、都会ならば雑草化しているムラサキハナナ。小松菜もいけるようだ。
目撃度時期をはずさずに探しに行けばそれなりに見られる
目撃場所ムラサキハナナのあるところが狙い目(自宅庭、B公園、E公園、F公園、H公園等)
目撃時期春、ソメイヨシノが咲くころから(もうちょっと遅い?)晩春には姿を消す
世代交代蛹で越冬、春に羽化の年1化

分類

動物界
 節足動物門
  六脚亜門
   外顎綱
    双丘亜綱
     長翅節
      チョウ目
       アゲハチョウ上科
        シロチョウ科
         シロチョウ亜科
          ツマキチョウ
           ツマキチョウ
            ツマキチョウ


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初回更新:2012-04-12 (木) 09:33:51
最終更新:2013-03-14 (木) 13:15:34
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