生物の分類
身の回りで見かけたことのある生物を片っ端からあげて分類
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いわゆる蜂。ハチのイメージは、もう皆さん決まっている。刺す怖い虫。ミツバチやスズメバチ。でも、毒針は産卵管が変化したものであり、産卵管ゆえにメスにしかないということや働き蜂はみなメスであるということは意外と知られていないでしょう。
さらに、ヒトを刺すハチというのも一部に過ぎず、まったく刺すことのないハチがいるというの、まあ、私も初めて知ったときはびっくりでした。
広腰亜目の仲間がすべて刺さないタイプ。葉蜂や木蜂と呼ばれ、幼虫は植物食で、細い芋虫タイプでチョウ目の幼虫に似ているが、腹脚が5対10本以上あることから区別ができる(蝶や蛾の幼虫の腹脚は4対8本)。原始的なハチとされる。
一方の細腰亜目が、いわゆる蜂っぽい、ウエストがきゅっと締まった大きなグループ。この細い腰つきと産卵管を出し入れできることが関係している。社会性を持つものもあり、最も進化している昆虫といえるだろう。なんと、アリもこの中のほんの一部のグループから分化した。
種数が多いのは、実は小さな寄生蜂で、研究がまったく追いついておらず、甲虫一種につき寄生蜂が平均3種いるという主張もある。現在知られている動植物で種数が多いのは、コウチュウ目だが、推定でさらにその3倍という圧倒的多数のグループがハチの仲間ということになる。虫の世界は奥が深すぎる。
ちなみに、小さなアブラムシに寄生するハチにさらに寄生するもっと小さいハチというのもいるってことだ。そりゃあ、研究しつくせませんわな。
有錐(ヤドリバチ)類
有剣(カリバチ・ハナバチ)類
混沌の間>生物の分類>動物界>節足動物門>六脚亜門>外顎綱(昆虫綱)>双丘亜綱>ハチ目
初回更新:2011-09-23 (金) 15:59:11
最終更新:2017-08-13 (日) 23:56:06
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