ムラサキハナナ

初めてその存在を知ったのは、春に通勤電車から線路沿いに群生して咲いているのを見たときだった。黄色いアブラナとともに一面紫でとても綺麗だった。

名前を知ったのはそれからだいぶしてからだったか。「紫花な」と、ずいぶんそのまんまのお茶目な名前だと思った。電車男などは保育園のころ「むらさきはななな」と1つナを多く発音していた。別名もいろいろあるが、そんな思い出もあり私はこのムラサキハナナの和名が好き。

何年か前にH公園から実を取ってきて種を蒔いたが、実がまだ熟していなかったのか、条件が整わないのか、生えてこない。あの色は好きだし、ツマキチョウの食草になるし、なんとしてもうちの庭に咲かせたい。

画像

自然観撮アルバム:ムラサキハナナ参照。

各種データ

和名ムラサキハナナ
漢字紫花菜
学名Orychophragmus violaceus
別名ショカツサイ(諸葛菜)、ハナダイコン(花大根)、オオアラセイトウ
花の色
花期
目撃度生えているところには生えており、花期には目に入る
目撃場所線路沿いでよく見る。花壇でも。林縁に多いイメージがある
葉を食う虫ツマキチョウの幼虫

分類

植物界
 被子植物門
  双子葉植物綱
   ディレニア亜綱
    フウチョウソウ目
     アブラナ科
      ムラサキハナナ
       ムラサキハナナ  

※最新の分類では、フウチョウソウ目はアブラナ目になったようだ。


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初回更新:2012-04-14 (土) 07:25:16
最終更新:2012-04-14 (土) 07:45:02
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