元素(げんそ)

元素と原子の違い

元素と原子の違いって、実はよくわかってないんだよなあ(汗)。歴史的には、古代エジプトでも古代中国でも、原子という概念の前から元素の方があって、元素とは世の中の万物を作る源という意味じゃないかな。

そういう歴史的な経緯も含めていうと、元素とは物質の素となる概念としての「事」であり、原子とは物質の素となる実体としての「物」ということでよいはず。

例えば、周期表は元素を原子番号順に並べたものであって、原子を原子番号順に並べたものとはふつう言わない(と思う)。

元素と原子を使い分けなければいけないのは、おそらく同位体があるからだ。元素という抽象概念を使えば、原子番号が同じでも質量数が違う原子を1つの元素というくくりにできる。逆に言うと、もしも世の中に同位体が存在しなければ、元素=原子としても問題はなかったのではないかな。

自然界にない元素

元素のもとの意味から考えると角ばった円のような表現だが。

自然界(というか地球)に存在する元素は原子番号1の水素から始まって92のウランまでになる。93以上の元素は超ウラン元素とも呼ばれる。

超ウラン元素はすべて放射性で、半減期が地球の歴史46億年に比べて十分短いため、地球ができたころは存在していたとしても、現在の地球上には存在しない。すでに崩壊してしまっているから。

しかし、加速器や原子炉で人工的に作り出すことはできる。今でも新しい元素作りの実験は、進められているようだ。

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初回更新:2012-04-28 (土) 00:29:35
最終更新:2012-04-29 (日) 09:45:32
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