影響力の武器 実践編

まさに実践編!あれやってみよ、これやってみよと次々にアイデアが浮かぶ

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影響力の武器 第2版』はとにかくお薦め。知っていると知らないでは、間違いなく人生に大差がつく。その実践編が本書。アマゾンのレビューをざっと眺めると『影響力の武器 第2版』がとにかく素晴らしいので、どうしても見劣りするような印象を受け、若干購入に躊躇した。が、どうしても読んでみたくなった。私がほしいのは、まさに実践、応用だから。

実物見ずにいきなり購入したのでちょっと不安もあったが、買ってよかった。「3 社会的証明の思わぬ落とし穴」を読んだだけでも、ああ、もう元はとったと思った。将来の収入増を考えたら、消費税が5%からたとえ1000%になっても余裕で元を取れる。それくらい人生に差がつく。私はそう確信している。ちなみに『影響力の武器 第2版』の「社会的証明」を読んで衝撃を受けているからこそ、ここがすっと入るということはあると思う。ここまで興味を持ってたどり着いたあなたには、ぜひ両方手にしてほしい。

帯にも出ている「わざと相手に不便を感じさせて説得力を高める方法」なんて、なんとありがたいんでしょう…。あ、これは目次では別の表現になっているので、念のため。自分で探して読んでみましょう。

「6 特典のありがたみが薄れるとき」はさっそく3日前から試してみたし(まだ効果のほどはわからないが)、「22 さりげなく能力を際立たせる」も一昨日の朝礼でこうやろうと提案した。「そのためのコストゼロだし」。もっとも、私の有能な部下の一人は「普通にやってますけど」とさらりと言ってのけたけど。

読みながら、あれやってみよ、これやってみよと次々にアイデアが浮かんで、とても楽しい。50項目はどれも数ページでどこからでも読める。さらに、21世紀における影響力なんていうページも少なからずあって、お得感満載。

機長症候群!

一方で、昨日、まさに昨日、やってしまったんだよぉ。「機長症候群」。「24 機長症候群の教訓」は、おっかねえ、医療ミスとかもこうやって頻繁に起こってんだろうなあと、もうまるで自分なんか関係ないと思って読んでいたけども、まったく同じことをやっていた!自分自身が!愕然としたね。

顧客に「締め切りは21日です」と伝えたのが私。「え?11日では?」といったのは部下。「それはない」「え、でも…」「念のため調べて!」

顧客が帰ったあと、「なにかその後変わったんですか?」と聞いてきた。「え?変わらないよ」「ここに18日って書いてあります」「え、ほんとだ。あれ、なんで21日と勘違いしていたんだろう」

18日のところが11日と聞こえたから、それはないと断言したこともあるのだが、18日と聞こえたとしても私は21日と言っただろう。勘違いはよくあることだし、それは、まあいいとして(よくはないけど)、問題は、正しい指摘をなぜ部下が私にしなかったかだ。

「調べた結果、なんで、ここにこう書いてあるって言ってくれなかったの?」「自信持って断言されてたので。なにか新しい情報が出たのかと思って」

しばらくしてから「それならば、そういう場合は『新しい情報が出ているのを私が知らないだけなのかもしれないのですが、ここにこう書いてあります』と言ってくれる?」とお願いした。しかし、そう言ってから、もう一度考えてみた。

途中入社してまだ1年もたっていない彼女、ミスがあるたびに上に書いた有能な部下にしかられている彼女(その瞬間は萎縮しつつも健気に努力は続ける)、確かにモノによっては新しく情報が出てくる会社の状況、顧客の前で上司の間違いを指摘すること等々かんがみつつ、確かにこれは言いづらいなと理解できた。そして、まさにこれが「機長症候群」。まさか自分がそこにはまっているとは!

こう書いてあったよ、その直後に改めて読んでみたら。

 以上は、病院で自分の身を守るためというよりは、むしろオフィスや役員室で重要な決断を下すときの教訓としてリーダーに覚えておいてほしい話です。

読んでて良かった。ほんとに!!これを読んでいなかったら、昨日は理不尽に怒っていたかもしれない。「お客さんに迷惑をかけないのが最優先にきまってんだろっ!」って。あ、もちろん、その顧客にはすぐに正しい情報を私から伝えてます。理不尽に怒られている部下、世の中には絶対多いと思う。

購入・各種データ

画像は楽天ブックス、文字はアマゾンにリンクを張ってあります。私はhontoで買いました。

影響力の武器 実践編―「イエス!」を引き出す50の秘訣

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初回更新:2013-07-04 (木) 12:01:32
最終更新:2013-07-04 (木) 17:28:24
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