日本産セミ科図鑑
感想など
どこのサイトか忘れてしまったが、セミの図鑑が出るというのを知った。CDで全種の鳴き声付き。おおすごいなあと感心した。しかし、ではこの図鑑がほしいかというと、さすがに買う気はしないかなあと。2,000円以下なら買ってもいいけど、そんなに安いはずがない。
うちの周りで見られるセミといったら、生き物見聞録の中のカメムシ目セミ上科のところを見てもらえればわかるが、ニイニイゼミ、アブラゼミ、ヒグラシ、ツクツクボウシ、ミンミンゼミくらいだ。今年の夏には局所的にいるっぽいクマゼミもやっと見た。そして、旅行ではエゾゼミを知り、おののいたくらい。
そんなわけで、日本産のセミ全部が出ているこの図鑑は、とても素晴らしいと思うが、購入となると二の足を踏む。今よりお金持ちになったらいずれ買うと思うが、まずは図書館で。
族ごとにページが分かれているのがうれしい。クマゼミみたいにでかいと思ったエゾゼミが同じクマゼミ族で、特に幼虫の区別がつきづらいと思ったツクツクボウシとヒグラシが同じヒグラシ族で、やっぱりなあという思いをしたのもこの本のおかげ。
今年初めて見聞きしたエゾゼミ、鳴き声がキツツキのドラミングのようで、でも実際に聞いたあれってほんとうにエゾゼミの鳴き声だったのかと時間がたつと自信がなくなったところ、この図鑑の付属のCDで聞いてやっぱりいいんだと安心した。
クマゼミが電線に産卵している写真が出ているところなど、とても現代的だと思った。
この図鑑を手元においておくと、セミを求めて日本のあちこちに旅行に行きたくなるかもしれない。
書籍データ・購入等
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日本産セミ科図鑑
2011-11-27 (日) 20:25:56
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