野の花さんぽ図鑑

感想など

新聞の広告で知った。本屋でパラパラ立ち読みして、すぐにピンと来た。この本の作者、虫が好きだ。もうそれだけで、私なぞは買いである。

実際に自然観察をしてみると、季節にもよるが、1週間では身の回りはそんなに変わらないのだが、2週間ではけっこう変わる。ではその変わり目はというと、10日くらいではないかと思う。1週間では短いが2週間では長いというその中間くらい。そして、日本語にはちょうどそれに対応する便利な言葉がある。すなわち、上旬、中旬、下旬である。

本書は、おおむね旬ごとに、植物の見どころを教えてくれる。見事な植物画と軽妙なコメントで、ページをめくるだけでも楽しい。

図鑑というと、写真のものが多いが、絵のほうが特色をうまくあぶりだしているのでわかりやすいことが多い。特に植物やキノコではそうだ。とにかく一度本書を手にとって見てほしいと思う。

冬には植物はすっかり枯れて見どころがないようだが、この本の著者にかかるとそんなことはなくなる。さすがの著者も1月は外出が減るようだが、こんな楽しみ方もあるのかと目から鱗である。それは読んでからのお楽しみ。

うしろのほうの、「自然観察の楽しみ」では、記録のつけ方やスケッチについて述べられており、私も少し観察方法に工夫を加えようかと、いいヒントを得た。

また、

スケッチをするということは、早い話、そのものについて考えるということでもある。

というくだりは、それこそ考えさせられた。

書籍データ・購入等

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野の花さんぽ図鑑

続編!

たった今知ったが、続編も発売されたばかりだなあ。10月4日発売?

野の花さんぽ図鑑―木の実と紅葉

前作では描ききれなかった樹木を中心に、秋から初春までの植物の姿を、繊細で美しい植物画で紹介。

250種以上の植物に加え、読者からのリクエストが多かった野鳥も収録!

だって。これも買いだなあ。


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2011-10-06 (木) 02:54:58
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