6分間文章術 想いを伝える教科書

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こ、これは革命かもしれない

はっきり言って、あまりヒトに薦めたくない。自分だけでこっそり試したい。他のヒトの文章が良くなり、自分だけが変わらなかったら最悪じゃないか。恥ずかしいから、この文章は、この本のノウハウを使っていない。まだ読み終わってもいないし。

ではなぜこれを書いているかというと、書きたかったから。それと、夏休みの宿題の作文やら読書感想文に困っている小中学生に困っている親御さんには知ってもらいたいと思ったから。大体、義務教育では、作文こそ課されるが、書き方なんて何にも教えてくれないじゃないか。少なくとも、私は習った覚えがない。ただ、書けと言われて、書いただけだ。

P89の参考事例を読んで、この本を紹介したくなった。もとの原稿は800ページ以上あり、当初は40歳前後の経営者を対象に200~250ページのイメージで執筆を進めていたという。それが(先生の指導の下)小学生でも笑いながら(エンパシーチャートを)使っているのを目の当たりにして、高校生から40代以上の活用できる実践的な内容になることを目指したという。結果、150ページちょっとのうすっぺらい本で定価も1300円(税抜き)と破格。

この過程に編集者の寺田庸二も激しく絡んでるんだろうなと、想像を膨らませると、今日の午後の予定も変更せざるをえなかった(同氏は『絶対達成する部下の育て方』などの絶対達成シリーズの編集者)。小中学生の場合は大人のサポートが必要になるが、ほとんど誰もが対象になる本だ。中身も図がふんだんに使われ、そしてカラフル。ちょうどマインドマップのような感じ。

正直、推薦文はまた神田昌典かよと思ったのだが、参りました、はい。神田昌典さん、さすが。私ももう無視できないほど影響受けている。

ちなみに、6分間で文章が書き終わるわけではない。そんなの当たり前でしょ。それは虫が良すぎる。しかし、6分間投資するだけで、格段に文章がよくなるのならば、看板に偽りはない。

なにより、私好みなのは普遍的な「型」を教えてくれるところ。みんな、買わなくていいからねえ。

私は、人生のもっとも大切なことにこれを本気で使う。成果が出たらここにまた書き足すのでお楽しみに♪それまでは、内緒。ちゃんと駆使できるようになったら、ここも書き換えよう。とりあえず、ここはビフォー・アフターのビフォーだ。

ちょっと補足

上の文章は、内容についてほとんど触れてないのでちょっと補足。P95にも書いてあるのだが、ネガティブな感情に焦点を当てるというのが、私にとっては目から鱗だった。反論してくるのを想定して書くというようなことも文章術の本で読んだことがあるが(それも実は神田昌典推薦の本だった)、それを「型」として、それも自然に組み込んであるところが本当に素晴らしい。いや、ほんとにこれを活用するのが楽しみになってきちゃいましたよ。

購入・各種データ

画像は楽天ブックス、文字はアマゾンにリンクを張ってあります。私はhontoで買いました。

6分間文章術――想いを伝える教科書

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初回更新:2013-08-16 (金) 15:32:10
最終更新:2013-08-16 (金) 15:50:17
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