甲虫 (新装版山溪フィールドブックス)
感想など
甲虫の手ごろな図鑑ないかなあと思っていたところ、図書館で本書を手に取った。
前半が生態写真で、後半が標本写真。最初は生態写真が気に入っていたのだが、実用性が意外とあるのが後半の標本写真。最初は図書館だったが、2回くらい借りてからほしくなって結局買った。
標本写真はあんまり好きではなかったのだが、何かの本に書いてあった通り、甲虫の場合はまったく問題がない。
小さい写真がいっぱいあるのだが、自分が撮った写真とこちらの標本写真を何度も見比べているうちに、これかな?と思えてきて、ネットでその虫の名前を検索するとビンゴ♪ということが今までに何度もあった。
もちろん当たるよりも外れることが多いのだが、3つ4つやっているうちに結局当たる。今まで出ていなかったのは確か一度だけだったように記憶している。
このにらめっこが、疲れるし、必ずしも好きではないのだが、やっぱり楽しい。それに、ほんのわずかな違いなのに、何度も見ているうちにぜんぜん違うようにも思えてくるから不思議。これは体験してみないときっとわからない感覚。
より本格的に調べるならば、もっと専門的な図鑑が必要になってくるだろうが、ちょっと身近な甲虫を調べるだけなら、これで十分。はじめの一冊として、値段も手ごろだし、かなりの自信を持って薦められる。
購入・各種データ
甲虫 (新装版山溪フィールドブックス)
混沌の間>観察の7つ道具>各種の図鑑> 甲虫 (新装版山溪フィールドブックス)
初回更新:2013-03-21 (木) 15:23:51
最終更新:2013-03-21 (木) 15:23:51
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