庭の観察
身近な自然の観察記。すぐそこにある自然を通じて、生物の多様性と神秘を味わい、クォークから宇宙まで想いを馳せる。
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アメリカオニアザミ6月23日ふと気づくと、虫の記事ばかりになってしまっていた。さらに、先週撮ったアメリカオニアザミもアップしていなかった。不思議だ。先週が6月では一番仕事が楽なはずだったのだが。これまたふと振り返ると、6月はすべての日曜日が出勤。フルに休んだのは3日間だけ?それはともかく、はじめの3枚は先週23日(金)の画像。ペットボトルはなくなっていた。開花したその1週間前(今からhttp://konton57.blog8.fc2.com/blog-entry-512.html2週間前)と比べて、中央よりも周辺の茎が伸びている。
アメリカオニアザミの綿毛準備その前の週に咲いた花であろう。綿毛の準備に入っている。
アメリカオニアザミの綿毛準備アップピンクは茶色になった。

アメリカオニアザミ6月30日そして今日30日のアメリカオニアザミ。すでに綿毛を飛ばした後。
アメリカオニアザミの綿毛の飛んだ跡綿毛を上から見たところ。タイミングよく強い風が吹かなかったか。タンポポでもそうなるが、飛ばなかった「老化した」綿毛だ、これは。種子もいくつか写っている。
アメリカオニアザミの綿毛の飛んだ跡 横から同じものを横から見たところ。
アメリカオニアザミの綿毛が落下したものすぐ下のところに落ちていた綿毛。
カマキリの幼虫りおさんのところでおちびなカマキリを見ていていいなあと思ったら、うちにもいた。1匹目は西日砂利で唯一育ったしかし一番大きいひまわりの葉の上に。さらにしばらくしてからこの写真のインゲンの葉の上に。ちょうど風が吹いて少し歩き出し、そして踏ん張っているところ。
朝、庭に出てみたら、ヒマワリがまた大きくなったように思えた。そして、そのヒマワリの葉の上には、これまた大きくなったササグモのオス。すっかり成熟したのではないかと思う。オスとメスの区別の仕方はこの前きどばんさんに教わった。ヒマワリの葉が大きくなるとともに、食われた跡も大きくなっている。夜盗虫も大きくなっているのだ。
この写真は27日午前1時21分、ヤスデを撮ったときといっしょに撮った別のヒマワリのもの。ヒマワリの葉を食う夜盗虫
カタバミによじ登るヤスデヤスデというと地面を歩いている印象しかないが、こんなカタバミによじ登ってくることがあるんだなあ。驚き。2匹いるが、なにしているの?これから交尾?カタバミの葉や茎をかじるのだろうか。
夜、ヒマワリをはじめ庭のパトロールに行くと、大きなヨトウに遭遇。茎の根元のほうからひん曲がって地を這うように伸びているヒマワリの葉を食べていた。一瞬殺そうと思ったが、今年はとにかく放っておくという方針を何とか自分に言い聞かせた。

庭への入り口から一番離れている東側の庭では一番育っているヒマワリの葉の裏に、小さい何匹もの羽虫を発見。オンシツコナジラミだろう。まだ成虫しかいないようだった(暗いから白い成虫だけが目立つのかもしれない)。このオンシツコナジラミは繁殖力がすさまじいので、これから幼虫が出てくると、その排出物により葉がすす病にかかり、一気にヒマワリが弱ってしまうかもしれない。オンシツコナジラミの幼虫が増えれば、テントウムシやクサカゲロウの幼虫も活躍するようになるとは思うが、おそらくそれを超えた繁殖力で増えるに違いない。アブラムシは大雨が降るとそれだけで全滅したりもするが、オンシツコナジラミは葉の裏にいるだけあって、それも期待できない。せっかくヒマワリがいい感じで育ってきたのに、これは痛い。まあ、育ってきたから害虫さんもやってきたともいえるのだが。極力手を加えず、なすがままにして経過を観察したい。
昨日はまだいたツマグロヒョウモンの幼虫、今朝見たら消えていた。食べられたか、さなぎになるべく移動したか。植木鉢の周りを少し探したが、特に何も見つからなかった。
ツマグロヒョウモン(幼虫)がいる電車男が1年生のときの学校教材のアサガオを育てた青いプラスチックの植木鉢には、その後毎年のようにパンジーだかビオラがこぼれ種で咲く。そこで金曜日の夕方、薄暗くなり始めたころに電車男が発見し、翌朝の24日(土)に撮影。
ツマグロヒョウモンの幼虫ツマグロヒョウモンの幼虫と知らなければ、私ももっとドキッとするところだった。まるで毒でも持っていそうなその容姿だ。成虫は毒蝶に擬態しているので、幼虫もまたそうなのかもしれない。

この1週間くらい前に通勤途中のプランターで、やはり同じサイズくらいの幼虫を見たのだが、次に通ったときは見かけなくなっていた。
フウセンカズラの花WAKAさんから種子をいただいて蒔いたフウセンカズラ、今日(日付上は昨日)、咲いているのにはじめて気づく。

ちなみに、西日砂利のアサガオは昨日に1つ目が咲いた。ノーマルではなく、去年蒔いた別の色のだった。
インゲンの茎についたチュウレンジきのう、バラの葉の上に黒い粒々をたくさん見つけたので、その上のほうを見てみると簡単にあちこちにチュウレンジバチの幼虫が見つかる。しかし、前後に見えている葉はバラだが、この画像の茎はインゲン。まあ、そのうち移動するだろうなと思っていた。
インゲンの茎についたチュウレンジ・翌日翌日である、今日。24時間たっていないのだが、ためしに見に行ってみて驚いた。みんな乾燥してミイラになってしまっていた。孵化したてだけに、あまり移動する体力がないということか。それにしても、まるで集団自殺。チュウレンジの幼虫は、群れになって葉を食べるが、お互いにフェロモンでも出し合って集団になるのだろうか。その性質が仇になったとしか言いようがない、少し気の毒な、そして不思議な死亡例だった。
インゲンの葉の上のアシナガバエ19日(月)の撮影。ショウジョウバエサイズでメタリックカラーのきれいなハエ。どこかのブログで以前見たことがあって、自分も見てみたいなあと思った記憶がよみがえる。
アシナガバエ アップしかし、名前が思い出せず、またまた一寸野虫さんに教わる。
アシナガバエ アップ2そう、見た目そのままのアシナガバエであった。
アシナガバエ アップ3ハエという名がついているが、むしろアブの仲間に近く、肉食。そう言われると、なんだかアブのような体つきにも見えてくる。
小さいアシナガバエはじめは葉の上でじいっとしていたから、多くのハエがそうするように単に休んでいるのかと思ったが、そのうち葉の上を歩き始めた。長い脚をスムーズに使って。
アシナガバエインゲンの葉と比べてもこんなに小さいので、肉食といっても、アブラムシなどのそれくらい小さい獲物がターゲット。
アカクビボソハムシかヤマイモハムシアカクビボソハムシかヤマイモハムシのようだが、画像ではどっちつかずでわからん。前者ならばツユクサが成虫の食草になる。ツユクサ、一応近くにあるけど。ヤマノイモそのものはないが似たような植物はあるかもしれない。
ネジバナ開花これを撮ったのは、16日(金)だが、気づいたのは前日の雨の日だった。何年か前にこの芝生によそで取ってきたネジバナの種をばらまいたが、その次のシーズンは出てこなかった。去年、この芝生ではなく、カタバミでおおわれた庭の中から突如咲き始めた。ちょうどパソコンが壊れて、このブログが文章だけになっていたときのこと。
ネジバナ アップネジバナはラン科だけあって、花のつくりは極めて巧妙。適当にシャッターを切っただけ。
ネジバナのつぼみこちらは庭のもの。咲く寸前のつぼみというのははじめて見た。
ネジバナの長く伸びすぎた花茎これはなんだか伸びすぎた花茎。すべて撮ったのは16日だが、今日にはもう一部咲き始めていた。

一番最初に咲いたネジバナは、今日の段階ではもう下のほうは枯れ始めていた。

庭のほうでは、こんなとこからも、あんなとこからもと同時多発的に花を咲かせ始めた。

去年も同じようなことを書いているのだが、冬の間に、なんだろうこの単子葉植物はと思っていた。種が判明するまで抜かないでおこう(クミゴンを牽制して抜かせないようにしよう)としていたら、そのうちりおさんのところに出てきて、ああ、これはネジバナの葉なんだと知った(今見に行ったらどの記事を見てそうわかったのかがわからなくなってしまった。どこにトラックバックしたらいいかわからん)。

以前から葉が見えていたところだけでなく、ここ数日で、葉すら見ていなかったはずのところからも花茎が出て咲いていたりする。けっこう繁殖力が強そうだ。それとも、カタバミに囲まれた生育環境が適切なのか。しかし、花のつき方などははもようさんのところの画像と比べてみて一目瞭然。うちのは貧相。

そのカタバミだが、これまた去年も同じことを書いていて、今日の昼間、まさに同じことを思った。世代交代が進んでいる。今ある葉っぱは老けてきた。
クシヒゲハバチの産卵?バラの新芽の茎のところでチュウレンジの産卵のような動作をしていたので思わず撮影。チュウレンジならばもう少し太い茎に産む。お腹も黒いし何だろうこのハバチはと考えていたら、そのうち飛び立ってしまったので産卵なのかどうかはよくわからない。チュウレンジの場合のように茎にくっきり産卵した跡の線も残らなかった。
クシヒゲハバチのメス触角がギザギザしていなかったので、クシヒゲハバチは真っ先に候補からはずしたが、念のため、以前撮った画像と記事を見てみたら、触角以外はそっくりだった。さらにその記事のリンク先を追っていくと、オスのひげがクシ状と書いてある。つまりメスは触角はギザギザしていないということで、これがメスであると判明。多分間違っていないだろう。するとやはり最初の画像は、産卵シーンであったと考えていいに違いない。ただし、場所が条件に合わなくて、産まなかった可能性もある。
昨日の午前中、11時半くらいだったか、スズメが庭に来ていて、サンショウの近くの庭のフェンスをぴょんぴょん移動していた。その行動ははじめて見た。サンショウの葉のほうものぞいており、葉が食われている割にはアゲハの幼虫が見つからないのは、やはりスズメに食われているのか。

さらにスズメは、ぴょんぴょん、ひょいひょい金網を移動しながら、餌はいないか首をかしげながら探していた。あんなところで見つかるのは、少なくとも私自身が見つけられるのは、ハエトリグモである。ああやって食われているんだなあとはじめて知る。もちろん、ハエなどもフェンスに止まるが(だからハエトリグモもいるわけだが)、機敏な動きから鳥に食べられることはまずあるまい。

ハエトリグモやササグモなどは、飛んできたアブラムシなども食べてくれ、けっこう正義の味方なのだが。
チャイロアサヒハエトリのメス一つ前の記事のところで出てきたハエトリグモ。きどばんさんにチャイロアサヒハエトリのメスと教わる。ハエトリグモ自体はよく見るが、違いの分からない男なので、くわしい人に教わるのは助かる。
チャイロアサヒハエトリのメス お約束のカメラ目線お約束のカメラ目線。ハエトリグモって憎めない。

お腹の丸い虫16日(金)にバラの葉に来るハバチらしきものを撮っていたら、発見した。雨が降った後にもかかわらず、でんと葉の中央に位置し、なんだか動き気配がない。まん丸のお腹といい、初めて見る虫だ。とりあえず撮ってみた。
アブラムシのマミー(黒)さらに、拡大して撮ってみた。お尻のほうにでっぱっているのは、角状管か?これはアブラムシか?前に図書館からアブラムシの図鑑を借りたが、こんなお腹の丸いアブラムシなんていたか?これはちょっと調べずに入られなかった。それに、黒いアブラムシが世の中にいることはこの1年ちょっとで学んだが、うちのバラで見たのははじめてである。

結論としては、ハチに寄生されたマミー(ミイラ)ということがわかった。参考にしたのは、kikkoさんの以下のページである。そこは以前にも何度か見ていた懐かしいページだが、マミーについてはすっかり忘却のかなただった。

お腹の丸い虫2改めてバラのほうを見に行くと、もう1つ見つかった。下のほうにはハエトリグモが見える。左にも何か見えるがこれは撮った後に画面で確認して初めて気づいた。
アブラムシのマミー(茶色)ヒゲナガアブラムシの仲間であることは間違いなし。これも画面で確認してから気づいたが、左のほうに小さなアブラムシがついている。自らは寄生されて絶命したが、命のリレーのバトンは渡せたのかもしれない。

もうひとつ参考サイト。
http://homepage2.nifty.com/Parasite/bara.htm
こちらは寄生バチの画像もある。
ネタはいろいろあるのだが、追いつかない。どんどん埋もれていく。仕事がハードで気力・体力がブログのためにどうしても充足不足になるということがある。さらに、画像のアップロードの仕方がめんどくさい。多分、一番厄介なのはここだ。文章を書くだけならかなり楽だ。画像を適切なところに配置しようとすると、思ったことをスピーディにタイムリーに形にできないもどかしさを最近富みに感じる。もう少しいい方法はないものか。そんなことをよく考えている。
アメリカオニアザミ開花アメリカオニアザミ、開花していた。1週間前と比べても背丈が伸びているのがわかる。
アメリカオニアザミ開花2反対側から。ここで気づいた。誰かがペットボトルを捨てやがった。それにしてもここ、画面では絶対わからないのだが、臭いんだよね。先週もそうだった。湿気をともなった変なにおい。イヌやネコのオシッコが混ざっているのか、とにかく異臭がする。
アメリカオニアザミ咲き始め咲き始めて何日目なのだか。毎日撮りたいところだ。でも、アメリカオニアザミは庭には生えてほしくないな。痛すぎる。
アメリカオニアザミの花 上から上から見たところ。シャッタースピードが遅かったせいもあり、ちょっといまいちな画像。
カトレアクローバーこの1年で周りがどんどんカタバミに侵食され、もう死んでしまったのではないかと思っていたカトレアクローバーだが、少しずつ葉を出し、今日気がついたら花を咲かせていた。

この画像で見えるのはやはりカタバミばかりで、いったいどこにカトレアクローバーの葉があるんだか。
キスジノミハムシ駐車スペースにおいてある鉢植えのスイートアリッサムに。ヒメマルカツオブシムシの小さな個体よりもさらに小さめ。6月4日撮影。
タケノホソクロバ6月4日、庭の大きな鉢植えのアジサイの葉の上で。葉の上といってもこの上にもう一枚葉があり、外からは少し隠れるような位置。タケノホソクロバかその近縁の成虫。タケノホソクロバの幼虫は去年撮影した。
8日の金曜日の夕方にk林にクリメコブズイフシを取りに行く。ところが驚いた。あんなに目立っていたクリメコブズイフシが、全然見つからない。誰かがすべて処分したのか。本気でそう思った。
古くなったクリメコブズイフシしかし、そうではなかった。古くなって、というよりは時間がたってというべきか、赤い色が目立たなくなっていた。そのため、すぐに気づかないのだった。これを撮ったのは今日11日(日)だが、けっしてとって来てから日にちがたったために色が変わったのではない。
クリタマバチの幼虫室1つ目はうまい位置で切れなかった。幼虫室が複数あることがわかる。
クリタマバチが羽化したあとこれは切ったのではなくて、はじめからこうなっていたもの。穴が開いているのは、さなぎから羽化して成虫が脱出したためではないかと思う。ただし、虫えい(虫こぶ)の表皮がめくれているようになっており、なぜこうなっているのかは謎である。
クリタマバチのさなぎ何回目かの切断で成功。1ヶ月ちょっと前に見たときと違って黄色い頭に白いボディの幼虫ではなく、黒っぽいものが出てきた。
クリタマバチのさなぎ2肉眼で見てもよくわからない。ルーペがないので、何枚もデジカメ写真を撮って、そのたびごとにパソコンの画面で確認。そのうち、これがクリタマバチのさなぎであると確信できるようになった。

クリタマバチのさなぎ3触角がずいぶん長いということがわかる。他に、頭・胸・腹の部分の違いも大体分かる。
クリタマバチのさなぎ4腹がまん丸で確かにこのため「タマバチ」なのかと思う。
クリタマバチのさなぎ6さなぎのお尻のほうに、からだを固定するためか、糸のようなものが何本かついている。いろいろな角度で何度も見ているうちに、どんどんからだの構造がわかるようになってきた。
クリタマバチのさなぎ71円玉の上に乗せて。大きさの比較と光量確保。背中から撮ったところ。
クリタマバチのさなぎ8正面から撮ることはできなかった。バランスを崩してしまうために斜めを向いてしまう。

それにしても小さくて撮りづらかった。すべて撮るのに1時間以上かかった。その割には満足の行く写真はほとんどなし。
恐竜のようなヒキガエル日本列島続々梅雨入り。これを撮ったのは9日の午前1時46分。雨が降っていて、庭には二匹のヒキガエルがいた。ともにやや小柄。一匹はぴょんぴょん飛びはねながら移動していた。もう一匹はこのとおり、こちらを向いて記念撮影。これは家の中から撮っている。なんだか恐竜のように見える。

手前や右端に写っているのはヒマワリ。そして右奥に写っている木は、去年の大晦日に気づいた芽生えが大きくなったもの。

9日は午後1時ごろに駅のホームにいたが、風が強く、薄手のスーツでは少し寒さを感じた瞬間もあった。家に帰ったら、庭の何本かのヒマワリが葉をひっくり返して倒れそうになっていた。翌10日にはいくらか元に戻る途中であった。今現在もまだ傾いており、元通りまっすぐになることはなさそうである。
ムラサキカタバミ 花の後街中を歩いていてもムラサキカタバミはいろいろなところで見るが、このムラサキカタバミは一つ前の記事のアメリカオニアザミのすぐとなりのもの。前に撮ったのは1ヶ月ちょっと前。すっかり花は終わっている。
ムラサキカタバミとナメクジ1よく見ると近くにはこんなのや、
ムラサキカタバミとナメクジ2葉にはこんなのや、
ムラサキカタバミとナメクジ3こんなのに、
ムラサキカタバミとナメクジ4こんなのもいる。あまりにいっぱいナメクジがいるのでビックリした。
アメリカオニアザミ前回撮ったときからちょうど2週間。夕方で雨上がりでまた降るかもしれないし、18時近かったのでデジカメを持たずに出たが、あまりに大きくなっているのでビックリ。図書館に行く途中だったがいったん家にデジカメを取りに戻って無事撮影。角を曲がるとき、切られていないといいなとわくわく、ドキドキしながら見たが、考えてみたら、あのトゲトゲはもはや処分するのが難しい状態になっている。
アメリカオニアザミのつぼみつぼみも順調に生長。しかし、実はこのつぼみ、クモの巣が張ってある。真っ赤な目立つ8本足の虫も見えた。はじめはダニかと思ったが、クモの巣のようなもやがかかっているのでクモだと思う。撮影しようとしたら、撮りづらい位置に逃げられた。
ジャミラのようなヒキガエル電車男の撮影。夜の19時32分。伸び上がったところを撮りたかったらしい。それにしてもよくやった。これはおもしろい。どこかで見たこの質感、と思ったら、これはウルトラマンに出てくるジャミラだ!
靴と比べたヒキガエルの大きさ小4の靴と比べて、大きさは実はこんな程度の小さいヒキガエル。

私が帰ってきた夜中の0時ちょっとすぎ、西日砂利のところに小さめのヒキガエルがいたが、多分同一個体だと思う。
カタバミの葉の上にヒラタアブのさなぎ初めてこれを見たのは、2年前、サヤエンドウの葉の上でだった。サヤエンドウの実を食う犯人をあれこれ探しているときに見つけ、なんだ?この陸上の貝類は?と思ったのが最初だった。そのうち、その陸貝はどこかに行ってしまったが、その後、偶然ネット上で同じような画像を見て、これはヒラタアブのさなぎであることを知った。
ヒラタアブのさなぎ(多分なりたて)アップ。透明度が高く、今まで見たのと別の種類かなとも思った。
ヒラタアブのさなぎ 1日後一日後。見慣れた模様になった。とすると、最初に撮ったときのは、さなぎになりたてのものか。撮影は、はじめの2枚が6月1日。
間違いなくこの一日で植物が一気に伸びた。西日砂利のアサガオやヒマワリ西日砂利を見て驚いた。アサガオの双葉が見えなくなって、本葉ばかりになっている。どうしようこんなにまたアサガオが出てきちゃってと思ったときは、双葉だらけだった。あれは昨日ではなかったのか?それは記憶違いかもしれない。少なくともここ数日のことであることは間違いない。

ヒラタアブのさなぎもいつ羽化するのだろうと毎日チェックしているが、今日はすぐに見つからなかった。去年も経験したが、カタバミの葉がどんどん増えるのでたった一日で風景が変わってしまうのである。

カタバミの葉に虫食いが目立ってきた。ヤマトシジミの幼虫が葉を食べているのだとは思うが、他にもカタバミの開花前に花びらに穴を開けた跡などもあり、夜盗虫もたくさんいるのだろう。

庭のヒマワリで一番育っているものの一番大きな葉の半分がやはり食われてなくなっていた。あの食いっぷりは終齢幼虫であることは間違いない。
今年はアゲハを極端に見ない。先週の金曜日、1日に大きなクロアゲハを見たが、花の蜜を吸いに来ているのか、柑橘系の葉に産卵に来ているのかどっちつかずの行動で飛び回り、そのうちもう1羽のクロアゲハも見えたが、ともに撮影する隙を与えてくれず、飛び去ってしまった。

今年のアゲハの少なさは、冬が厳しくて春を迎えられた個体が少なくなった上に、今年の第一世代も記録的な日照時間の少なさのため(関東・東海など東日本の太平洋側の日照時間は、5月としては戦後2位の少なさ!)あまり育っていないのだろう。

この地域に10年以上住んできて、気温が上がるとアゲハチョウをたくさん見るというのは、肌で感じている。

少ない日照時間でも、サンショウは陰性の植物なので、あまり影響がないのか、どんどん育っている。伸びてるサンショウ(山椒)2年前に出勤途中に105円で買ったサンショウも、途中ふとん落下などのアクシデントもあったが、もとの3〜4倍くらいの背丈になっている。
サンショウ(山椒)もうちょっとちかづく。よく葉を見ると、あちこち食われている。夜盗虫がわざわざのぼってくるには、もはやこのサンショウは背が高すぎる。周りにも草はたくさん生えているから。となるとやはり、アゲハの幼虫が食べているということになるはずだ。
サンショウの上にアゲハの幼虫 見える?もう少し丹念に探すと、あまり食われていないところで幼虫をついに見つけた。今年の第一号。この写真に写っているの、わかる?
アゲハの1齢幼虫まだ1齢か2齢幼虫。この食の細さがまだまだかわいらしい。

これからまたサンショウとアゲハの幼虫をめぐって、その周辺部で壮絶なドラマが繰り広げられるだろう。

今見に行ったら、同じ場所にもう1匹いた。いるとわかると次々に見つかるものである。もっとたくさん葉が食われているところもあり、これからもっと大きくなったものが見つかるだろう。しかし、アリが例年になく多いような気がする。もしかしたら、けっこうアリにやられているかもしれない。

さらに今、アップした写真を見たら、最初から2匹写っていた(3枚目の写真、ただしそこにいるとわからないと多分わからない)。見えているが見えていないだけなんだな。
クシヒゲハバチパッと見はハチと思ったが、うちの図鑑ではヒゲ(触角)がギザギザのハチは出ておらず、一寸野虫さんに聞いたところ、これがクシヒゲハバチであった。以前、バラの葉についていて謎だった幼虫の親がこいつ。
カラスノエンドウの果実カラスノエンドウの果実が黒くなることは知っていたが、熟すとねじれて種子を飛ばすというのははもようさんのところで読んではじめて知った。その知識を持ってから改めてこの画像を見てみると、確かにど真ん中の鞘よりやや左の鞘は、ねじれて、中が空のように見える。

知識が増えたことによって、見えるものが増えた。はもようさんに感謝。
ピンクのバラ初開花昨年は、新芽をことごとくクロケシツブチョッキリにやられ、全然伸びなかったバラ、ついに今年は虫にやられるのをかいくぐって花まで咲かせた。こういう色のバラだったんだな。それにしても貧相だ・・・。葉もうどん粉病にやられている。
レンゲソウの熟した果実前から撮ろうと思っていたレンゲソウの黒く熟した果実は見当たらなくなっていた。きっと種子が自然にこぼれたことだろう。代わりに別のところでこれを見つけた。カラスノエンドウなどと同じく、果実は真っ黒になる。
レンゲソウの熟した果実2こっちのは果実にひび割れがおきている。種がこぼれる寸前か。
チャドクガ幼虫身の毛もよだつ?チャドクガ幼虫の集団。一昨日見たときとは場所が移動していた。人通りが少なからずある人の家の前なので、焦りながら撮影。
チャドクガ幼虫22つあった集団のうち、もうひとつのほう。
チャドクガ幼虫の脱皮後一昨日見たところはここ。いろいろ毛が残っている。これらにも毒があるから厄介。糞も多数。
チャドクガ幼虫の脱皮後のアップ一部をアップ。脱皮した跡。
トビサルハムシトビサルハムシらしい。
トビサルハムシ こっち向きちょっとこっち向き。
トビサルハムシ あっち向きあっち向き。
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