庭の観察
身近な自然の観察記。すぐそこにある自然を通じて、生物の多様性と神秘を味わい、クォークから宇宙まで想いを馳せる。
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25日に捕獲した黒い毛虫(アカハラゴマダラヒトリかキハラゴマダラヒトリの幼虫)は、100円ショップで買った小さな水槽にハルジオンの根生葉といっしょに入れておいた。そうしたら、少しだけ葉を食べていた。

26日にはハルジオンの葉とクワの葉を入れておいたら、クワの葉だけを食べていた。クワの方が口に合うらしい。うちの庭に昨年勝手に生えてきたクワだが、このクワの葉は自然状態ではほとんど虫食いにはなっていない。だから、この黒い毛虫は、ふだんは別の葉を食べているはずである。

ハルジオンの根生葉と虫の糞この写真のようにハルジオンの葉の下には、大量の糞があったりもする。これは、写真を撮りやすいようにと、さらに餌として葉をむしりとった後である。下のヒマワリの種は大きさの比較においたのではなく、もともとそこに落ちていたもの。後でこの糞は黒い毛虫のものではなく、別の幼虫(おそらくハスモンヨトウ)のものであると判明する。黒い毛虫の糞はもう少し小さく、乾燥気味だった。

27日にはクワの葉を上げるのを忘れ、28日にはクワの葉とフウセンカズラの葉を入れてみた。家に帰ってきたときには、フウセンカズラの葉はすっかりしおれてしまい、一部食べられたのかどうかすらよくわからなくなっていた。そしてなにより、幼虫が縮んでいた。さなぎになる準備のためならばよいのだが、病気にでもなってしまったのかとても心配だった。黒い毛虫・小さくなる黒い毛虫2最後の写真は捕獲直後のもの。
コウチスズメ?コンビニの前でちょっとつぶれ気味になっていた。たぶんもう死んでいる。
コウチスズメ?2目玉模様がなかなかきれいなので、指でチラッと翅をめくってみた。コウチスズメの幼虫と思われるものはまた別の場所で撮っている。
ハルジオンの根生葉25日13時ごろのこと。庭の観察をしていたら、前にもあったのだが、サンダルをはいている左足のすぐ前をモコモコと黒い毛虫が高速で移動。今回は捕獲することにする。この写真は、捕獲したあとの現場近くの写真。以前は、思い出した、そうだ、オンブバッタの交尾を撮っていて、そのあとで撮ろうと思ったら、このハルジオンの根生葉の下に潜って行方不明になってしまったのだった。
黒い毛虫明るいところでは真っ黒に見えるのだが、色を薄めると茶色っぽいことがわかる。
黒い毛虫2どアップ。動いているともっと大きく感じるが。調べたところアカハラゴマダラヒトリかキハラゴマダラヒトリの幼虫のようである。いずれにせよ、この毛深さはヒトリガ科のようである。
ツユクサの種子10月22日。庭で別のものを見ていたら、ツユクサの咲いた後が目に入り、まるでへそのゴマのようなものが目についた。なんだ、ツユクサの種じゃないの。こんな大きさなんだね。花はよく見るけど、種子を見たのは初めてだった。
ヒロハホウキギクもう疲れた。ヒロハホウキギクなのかホウキギクなのか調べるの。それ以前にホウキギクに近いかどうかもすぐにわからなかったし。
ヒロハホウキギク2充実した1日になった10月18日(水)。自転車をこいでいて、なんだ、オオアレチノギクかヒメムカシヨモギの綿毛かと思った。
ヒロハホウキギク3それとも、そもそも何らかの違和感を感じたのだろうか。もうちょっと近づいてみて見た。はじめて見る花だった。キク科であることはすぐにわかるが、こういうときは、とりあえず撮っておくに限る。
ヒロハホウキギク4それにしても、けっこうかわいい、きれいな花だ。綿毛がいまいちきれいでなかったので、危うく見過ごしてしまうところだった。
ヒロハホウキギク5『日本帰化植物写真図鑑』(全国農村教育協会)によると

葉の基部は葉柄となり茎を抱かない。

ほか、ホウキギクとの違いが書いてあるが、こういうのって両方を見たことないとなかなか区別がつかない!もう、疲れた。まあ、どっちにしろ「ヒロハホウキギク」にしておけば、ホウキギクで検索かけても引っかかるだろう。その逆はない。
ペラペラヨメナ唐突だが、今年のゴールデンウィークに行った箱根の写真を。ここは箱根湯本の駅を降りてすぐの河川敷。電車の時刻待ちでぶらぶらしてた。お、なんだこの園芸用のようなのに完全に雑草化しているキク科の花は?ということで撮っておいた。それが今日の今日、別のキク科植物の名前を調べるのに『日本帰化植物写真図鑑』(全国農村教育協会)をパラパラめくっていたら、偶然発見した。
ペラペラヨメナ2

河川や道端の石垣の間などに発生する。

という記述が決定的だった。
ペラペラヨメナ3おまけにその本に出ている写真は、小田原のもので、これも小田原で撮ったから・・・と言っていたら、箱根湯本だよ、小田原では降りてないよと電車男にたしなめられた(笑)。
ペラペラヨメナ4舌状花は白いのと紫のがあって、なかなかきれい。ヤフーでペラペラヨメナを検索したら、なんと、hanaboroさんのところが一番上に出た。なので、トラックバックもしてしまおう。それにしても、ぺらぺらって名前、どうなの・・・?
ウラギンシジミ昨日は昨日書いた通り寒かったが、今日は朝からどんどん気温が上昇。わけありで大寝坊の女優がちんたら朝ごはんを食べるのを障子を開けながらぼんやり眺めて待った。こんな日は蝶がヒラヒラ舞うんだよなあと考えながら。そうしたら、やってきましたよぉ。なんと、自転車の前かごに止まる。
ウラギンシジミ2モンシロチョウのように白く、そして大きさも同じくらいだが、飛び方が違う。モンシロチョウはそれこそもっとヒラヒラ舞う。
ウラギンシジミ3やはり、ウラギンシジミだった。しかし、私の記憶では、翅の表側は黒とオレンジだった。
ウラギンシジミ4もしかしてと思って調べたら、やはり。それは性差だった。メスは黒と白だった。
ウラギンシジミ5最後の1枚だけ、外に出て撮ったもの。あとはすべて、家の中から窓をそうっと開けて、もちろん女優にも釘を刺して、撮ったもの。さらに近づいてスーパーマクロで撮ろうと思ったら、翅が温まったのか飛んでいってしまった。
日曜日から降り始めた雨、一時的にやんだりもするが、今日になってがくんと気温が下がった。朝起きたときは19度。家に帰ってきたとき、18時前後だったと思うが、18.5度。大人1人、子供2人が若干の活動をしている今で19.5度。

体調不良は変わらず。まあ、木曜日の朝には全快することは間違いなし。
サツマイモの葉の食害うちの回りには、たとえば図書館のすぐ近くなど、けっこうサツマイモ畑が多い。そういえば、今度の日曜日、電車男が所属しているボーイスカウトでも集客のために一般募集で芋ほりであった。去年かおととしは私も引率したっけ。それはともかく、このようにサツマイモの葉っぱは、けっこう虫に食われていることが多い。
ナカジロシタバ幼虫図書館の近くのサツマイモ畑は、観察しようとしても自分の姿がほかから目立ちすぎて、いつも躊躇していた。昨日は緑のじゅうたんの源流でお祭りがあり、その近くでどさくさにまぎれて(笑)、観察した。ナカジロシタバの幼虫、やっと発見&データに収められた。
ナカジロシタバ幼虫2別の個体。
いつ以来だろう。全然雨が降っていなくて、ふと気づくとすごく空気が乾燥していて、おまけに熱はないけど、どうも久しぶりに風邪っぽい。単に疲れているだけで、寝れば治ると思うが。この雨による湿気はありがたい。恵みの雨じゃ。
ハキダメギクしょっちゅう見ているのだが、最近、特に目立つというか、私の目につくようになった気がする。周りの緑が少しずつ減ってきているからだろうか。秋の日差しにちょうど色彩が映えるからだろうか。
ハキダメギクの花私は自分で撮る写真に芸術性は追求していないが、これなんか、なかなかいいバランスで撮れたと思う。

私の知る限りでは、ハキダメギクは女性から「かわいい」と思われるようである。そして、その名を知って、さらに同情することが多いようだ。
今日はまだ見ていないが、ちょっと散歩すればすぐどこかの家の壁に見つかるだろう。16日の月曜日からチャドクガの成虫を6日連続目撃している。チャドクガを知ったのはなんとちょうどその1年前の10月16日だった。チャドクガの季節なんだなあ。
チャドクガの交尾18日16時ごろ。電車男の電車の撮影に付き合ったときに撮影。なんだか細長いチャドクガだ思ったら。
チャドクガの交尾アップ合体してた。これを撮っていたら、ちょうどうちの北側の隣の奥さんが子供を乗せて自転車でやってきた。照れながら挨拶。
チャドクガ多数近くにツバキ科の木があるのではないかと探したら、まさにこの家の敷地にあった。ちょっと探したら、なんと、この木の周辺に6頭ものチャドクガの成虫がいた。この写真では1匹しか見えないが、実際には確認しただけでこの中にそれだけいる。
19日の25時過ぎ、終電で帰ってきたが、電車男の元同級生のインド人が仮住まい(?)しているはす向かいの家の壁で、リアルタイムでチャドクガの交尾を見た。それはこんな感じだった。

壁に止まっていたチャドクガに、もう1匹飛んで近づくチャドクガ。メスに近づくオス?と思って見ていたら、接触。メス(ということにしておく)の翅の下にオスが潜りこんだ。オスは頭から左の翅の下に入っていったが、いつの間にか頭はメスと反対方向を向いて真下を向いていた。たぶん、連結完了。あっという間の出来事だった。翌20日の11時に同じところを通ったが、おそらく同じカップルだろうと思う、まだ合体してた。それとも別のカップルだろうか。

おまけで、19日の帰宅時、うちの4軒先の家の目の前でヒキガエルを見た。
最近図書館で借りて読んだ『眼の誕生』は非常に面白い本だった。読む前からの予想通り、これは買って手元に置いておきたい本だった。その中で、白い鳥が草むらの中に入ると見えなくなってしまうという著者自身の体験が語られているところがある。あそこを読んで以来、身の回りの動物の模様について、改めてその意味を感じ取れるようになった。私が述べていることはいったい何を指しているのか?ということは、ぜひ実際に本を読んでみてほしいと思う。

さて、真っ白な鳥がいて、なんだろうと思ってよく見てみたら、久しぶりに見るコサギだった。そうこうするうちに、向こうの草むらに行ってしまい、私もまったく似たような体験をした。目立つ白が、まったく目立たない白になった。
コサギコサギ2コサギ3
消えたコサギ消えたコサギ2

ウスミドリナミシャクけっこうきれいだった。ウスミドリナミシャクと教わる。撮影は18日(水)13時39分。
キバラヘリカメムシ黄色い腹のヘリカメムシ(ヘリカメムシ科)。例によって名前を教わりました。ありがとうございます。
今日はいろいろ撮った。やることがいっぱいあると思ったので、目覚ましなしでいつもよりも2時間以上早く起きちゃったよ。いつものように朝起きたら誰もいないかと思ったら、子供2人はまだ寝ていた。午後2時からは電車男と約束があり、午後6時半には職場に着かなければいけない。この制約があるからこそ、逆に充実した。今日の成果はおいおいと。とりあえず、カワセミだけでも。カワセミ
ミズヒマワリの花に来たアカタテハ日曜日の朝一の仕事の帰り。緑のじゅうたん、上流。ここに来るのが一番多いのはツマグロヒョウモンで、その日もそれに混じってヒメアカタテハに似ているが、ん?ちょっと違うぞ、なんだろう・・・と思って撮ったのがこれ。画像では輝きが失われてしまうが、翅の中央部は日光を反射して紫に光り輝き、とてもきれいだった。柵があって入れず、10倍ズームでやっとこさこれ。家に帰って調べたら何のことはない、そうであった、姫のつかないアカタテハであった。ちなみに、写っている花は、特定外来生物のミズヒマワリ。

それにしてもびっくり。ミズヒマワリをgoogleで検索したら、爆発的に記事が増えている。今年の1月に記事を書いたときは、数十件しかミズヒマワリの記事がなかったように記憶している。ちなみに今現在、私の書いた記事は6番目に出てくる。ミズヒマワリって連呼しているだけなんだけど(笑)。
アスファルトの上に緑の小さなカマキリ日曜日の朝一の仕事を終え、帰りに寄り道して、いくらか撮影して、もうあとはもうちょっと観察スポットを回って、帰ろうとする途中。道路の上に、カマキリ発見。しかも小さめ。もしや緑のコカマキリ?とわくわくしながら自転車を降りて確認。わー、緑のコカマキリだよー。見たのこれでまだ2回目。こんなところにいたという記録を残しておくために、わざわざもう一度下がって撮影。
緑のコカマキリ道路にいるところをさらに撮りたかったが、移動する上に、私ともども車にもひかれそうになるので、手に乗せた。これも簡単に乗ってくれず、ちょっと苦労した。りりしく写ってます。これだと、大きさの感覚もつかめないこともあって、オオカマキリにだって見えてしまう。
緑のコカマキリ・あっち向いてなんとか、コカマキリであることがはっきりわかる、前脚の紋を撮ろうとするが(前の写真も少しは写っているが)、あっち見て。
緑のコカマキリ・こっち向いてこっち見て。なかなかうまくいかない。
緑のコカマキリ・前脚の紋そうこうするうちに、いったん手から落ちたり。左手を犠牲にして、強硬手段。どうだ、これならコカマキリだってはっきりするだろう。

この前に、別のカマキリをオオカマキリかチョウセンカマキリかはっきりさせるために、威嚇のポーズをとらせて翅を広げさせようとしたがうまくいかず、やっぱり左手を犠牲にして翅を広げさせた。そのときかこのときのせいだろう、左の人差し指がこのあとしばらく痛痒くなっていた。
ホトケノザ今日の朝一の仕事帰りに撮影。どこかの駐車場。初めて通った道もあったので二度とたどり着けないかも。ホトケノザは、今はうちの庭には生えていないと思うが、もうこんな風に咲いているところがあるのには軽く驚き。
糞明らかに生物の痕跡。なんだろうと思う。
枯れたヒマワリに糞枯れたヒマワリに幼虫がつくとも思えない。
枯れたヒマワリにテカテカ画像ではわかりづらいが、テカテカしている。ナメクジの歩いた跡だと思う。つまり、最初のものは、ナメクジの糞、きっとそうだと思う。カタツムリの糞はあんな感じだ。しかしこのヒマワリ、庭で一番大きく育ったもの。今でこそこうべをたれているので種子の部分は私の背よりも低くなっているが、ナメクジにとっての道のりでは、ゆうに2メートルを超す。こんなにわざわざ歩いて何を食べにやってくるの?ちなみに、最近、深夜によく大きいナメクジを見る。人の家の壁などに違和感を感じて、近づいてよく見るとたいていは5cm級のナメクジ。深夜にわざわざ観察に出かけているのではなく、帰宅途中であるから、念のため。
ヒキガエルの白骨死体車にヒカレガエルはよく見るが、ここまで道路に残っているのは珍しい。
セイタカアワダチソウとハラナガツチバチセイタカアワダチソウのつぼみシリーズ最終回。前に撮ってからもう3日もたつのにまたまた驚く。もうつぼみではなくなった。
セイタカアワダチソウとハラナガツチバチ2ハラナガツチバチの仲間だと思う。
セイタカアワダチソウとハラナガツチバチ3つい虫ばかり撮っていたら、花やつぼみのマクロの写真を撮るのを忘れた。
セイタカアワダチソウと虫そう、ついつい虫のいるほうに。
セイタカアワダチソウとショベルカー最終回なのは、つぼみでなくなったからだけではない。私の大切な観察スポットがこうしてまたひとつ破壊されていく。このショックもあって、マクロで撮るのを忘れた。
セイタカアワダチソウこの駐車場は、7月15日を最後に引き渡されるべく空き地になっていたのだった。
セイタカアワダチソウとショベルカー2コンビニになるそうである。経営者募集のたて看板があった。それにしても、ああ・・・。
チャノキ一つ前の記事の最後に出てくる花の本体全体。軽く2メートルを超える。はもようさんにチャノキだと教わる。今日もスズメバチが来ていた。ほかにはホシホウジャクやミツバチも。
ゴマダラチョウの幼虫(らしきもの)がいた、よその家の生垣。昨日(日付上はおととい)、出勤時にここのご主人らしき人を見た。人のよさそうなおじさんだった。通るだびにここはよく見ている。通行人のいぶかしげな視線に耐えながら。仕事の帰り(14時半ごろ)、ヘクソカズラのハート型の葉が半分食われていたのでホシホウジャクの幼虫でもいないかなと見ていたら、黄色い蜂?いや、蜂に擬態した蛾?らしきものがブンブン飛んできた。何匹もいることもわかり、よく見ると花粉まみれで真っ黄色になったハラナガツチバチっぽい。家に帰って、着替えて、デジカメ持って再び来る。私の姿に気づいたせいか、しばらく姿が見えなくなってしまった。オオスズメバチとりあえずその植物の名前を後で調べるために、花の写真でも撮っておくことに。すると、その花のところにオレンジ色のもっと大きいやつがやってきた。「スズメバチだあ」びっくりした。
オオスズメバチ24日前に図書館の帰りのK林で20分間スズメバチの写真を撮ろうとして、ほとんど失敗していたので、チャ〜ンスということで何枚か撮った。
オオスズメバチ飛翔飛んでいるところは、シャッター速度の関係で、やはりピンボケ。この後私のほうに挨拶にやってきて、そして向こうに飛んでいった。好戦的なスズメバチ、必ず挨拶に来るよなあ、この前もそうだった。
花粉まみれのハラナガツチバチ?想定外の大物がいった後は、当初の予定のハラナガツチバチ?を。
ハラナガツチバチ?2匹なかなか撮りやすいところにきてくれない。しかし、ここでは2匹が重なった。
ハラナガツチバチ?アップだがわかりづらい画像サイズを変えて、大きく撮ったが、やはりわかりづらい。家でPC画面で確認したとき、元の画像は何を撮ったのかしばらくわからなかった。空振りかと思った。体の毛に花粉はあくまでもついてしまったのだろうか。花はナツツバキかその近縁であることは間違いない。
PA040179_2.jpg予定にはなかったが、4日の13時12分と14分に撮った画像も載せることにした。花が似ていたから。花粉にむしゃぶりついているような感じだ。
PA040177_2.jpg本物はかなり大きく見えるのに、画面におさめると小さく感じるのは納得がいかない(笑)。それにしてもスズメバチの花粉集め?それとも吸蜜行動?は、見ていてかわいそうなくらい下手くそだった。一度は、ぼとっと草の上に墜落してた。花に突っ込んではやり直しという感じで、ふだん肉食で蜂蜜は強奪してばかりだからだろうとか勝手に想像してた。ここには少なくとも2匹いたが、最後の1匹は、やはり立ち去るときに私に挨拶をしていった。
サンショウの根元付近に昨日、そういえばサンショウの葉がやけになくなっていることに気づく。確かに前から2、3齢くらいのアゲハの幼虫はいたが、その食いっぷりは終齢でもおかしくない。アゲハの幼虫を探すが、小さいのも含めて1匹も見つからなかった。近くでさなぎにでもなっていないかなと、その根元のほうを眺めていたら・・・。
シダにマダラツマキリヨトウシダを食べるマダラツマキリヨトウの幼虫を発見。
シダにマダラツマキリヨトウここのシダは家を買ってしばらくしてから生えてきたと記憶している。マダラツマキリヨトウの幼虫を見たのはこれで2度目。はじめて見たのは、やはりこの近くに生えていたシダの葉の上。2、3年前のこと。少なくとも、そのとき撮影したのははじめて買ったデジカメ。
マダラツマキリヨトウの幼虫撮影したのは15時45分から48分だが、すっかり日陰になってしまっているので、ほとんどがフラッシュ撮影。
セイタカアワダチソウ前に写真を撮ったのはもう4日も前だということに驚く。確かに2日前の金曜日には大雨が降ったが。晴れたきのう土曜日は、午前中が女優の運動会で午後からは普通に仕事だったため、このセイタカアワダチソウは見ていない。この撮影は15時20分だが、日差しの角度の関係なのだろうか、それとも気のせいなのだろうか、いかにも秋という色に見える。
セイタカアワダチソウとアブ上のほうは、つぼみというよりも完全に、花。それも、旬は過ぎてる?種類はわからないが、アブも来ていた。
オジギソウの花々10月3日、オジギソウの花が11個咲いた。右側の鉢の横には、ヒキガエルっぽいもの見えるが、たぶんヒキガエルではない。枯葉か何かだろう。
オジギソウの上のササグモ近づいてみると、オジギソウの葉の上にササグモがいた。これくらいの刺激ではオジギソウの葉は閉じないようである。2枚目も写真を撮ろうとしたら、葉の裏側に逃げられてしまった。それでもやはり葉は閉じなかった。
オジギソウの花のあとと・・・オジギソウの花の後。しかし、私はこれを撮ろうとしたわけではなかった。ササグモがいなくなってから、うわっと気づいたのだった。それから、そいつにピントを合わせてもう1枚撮ったつもりだった。後で確認したらピンボケ。しかし、ピンボケだったかどうかはおそらくさほど重要ではない。これほどにまで気づかないということが大切なのだ。一度認識すれば、それは見えるが、1回で気づかないということは、その虫は天敵をやり過ごしたという可能性が高い。
逃げるゴキブリ家に帰ってきてから、台所からテーブル、そしてリビングにあるパソコンのところに戻ってきたとき、黒い蛾のようなものが着地。ん?ちょっと大きい蛾?翅を閉じた。え?ああ!ゴキブリじゃあ〜。(どこから飛んできたんだよ?)

私のゴキブリ退治の方法は決まっている。以前にも記事にした。まずは確実性を高めるために電気ポットのお湯を再沸騰だ。しかしその前に、今日はなんだか、写真を撮らねばと強烈に思った。最初、蛾のように見えたからか?とにかく2歩前に踏み出し、デジカメを手にして、追跡。和室のほうに歩いていったが、なんとか撮影。しかし、この1枚きり。それから再沸騰のボタンを押した。しかし、結局見失った。

それにしても、飛ぶゴキブリは反則だ。あれは怖い。実は、9月の中旬に職場でゴキブリが出たときは、飛んで2メートル以上の高さの壁に張り付いた。熱湯攻撃はできないので、掃除機吸い取りの刑にしようとしたら、飛んで、こともあろうに私の服についた。しかも自分では見えないところに。怖かった。が、職場ではボスなので、がんばったよ、うん。ちゃんと退治した。

その翌日、今度は夜8時ごろだったか、いつもよりも圧倒的に早く帰れたので(というか休みの日だったような)、子供たちが途中まで迎えに来てくれた。なんと、庭の観察がそのままできるように懐中電灯まで持ってきていた(笑)。その懐中電灯で、ほら、ここに幼虫がいるよとゴマダラチョウの幼虫がいるところを照らしたのだが、その明かりのせいか、なんとゴキブリが飛んできた。しかもまた私のYシャツに。なんで?
ヤブランと木とネコと4日に図書館に行った帰りにいつもどおりに寄ったK林。去年撮ったヤブラン、間から生えていた木は、こんなに大きくなりましたあ。ケヤキ?ヤブランの花はちょっと見ごろを過ぎている。

ここにはネコが多くて。私の周りには、興味と警戒が入り混じった雰囲気で10匹近くのネコがいた。春先にはまだギリギリ子猫という感じだったが、見かけ上はそうでもなくなった。しかし、しぐさにはまだ幼さを感じる。
イボバッタ昨日、図書館に行った帰りに寄った公園で。基本的にチョウを見て、そして撮っていたのだが、移動中にこんなバッタがいた。小さいが、ちょっとかっこいいぞ。
イボバッタ2普通、ヒトの気配を感じれば逃げるのに、逃げない。反対側に回ってみた。
イボバッタ3 指でツンツンもしかして、死んでるの?ふっと息を吹きかけたり、指でツンツンしたが、それでも逃げない。触角を触ったら、さすがに逃げた。
イボバッタの産卵の跡触角を触る直前に気づいた。しかし、たとえばサッカーで、ああ、このままいくとファールになる!とわかっていても体が動いてしまった後では止まらない。それが慣性の法則というものだ。おなかを地面に突っ込んでいる。産卵中だった。そう気づいたときには、もう指が触覚にいってしまった。飛び跳ねた後には、しっかり穴が残っている。のぞき込んだが卵らしきものは見えなかった。産むのはこれからだったか。惜しいことをした。
イボバッタの産卵した場所引いて撮るとこんな場所。左上は花壇。
イボバッタ 左の後脚がないこれはその後、すぐ近くにいた別の個体(同じ個体かもと期待して撮ったが、左の後脚がなく、明らかに別個体)。後頭部のすぐ後、正確には前胸背面に、縦にいぼが2つ並ぶ。この画像がその特徴が一番わかりやすい。しかし、イボバッタ・・・もう少し愛嬌のある名前にしてほしかった。
セイタカアワダチソウ、少し花開く昨日撮ったセイタカアワダチソウ、一番上の部分だけ少し開花してきた。
セイタカアワダチソウにカメムシちっちゃいカメムシの仲間もいた。
駐車場のセイタカアワダチソウなどなど昨年末、冬のセイタカアワダチソウを撮った駐車場。
セイタカアワダチソウのつぼみ昨日女優をお寺に送りに行った帰り、コンビニに寄るべくまっすぐ家に帰らなかったため、セイタカアワダチソウのつぼみに気づく。
セイタカアワダチソウのつぼみ2昨日は雨で歩いていたため気づいたともいえる。つぼみのまま咲かないでくれぇ〜と祈ってた(笑)。
セイタカアワダチソウのつぼみ3昨日は気温が低かったせいもあり、ほとんど開花が進まなかった(のだと思う)。今週1週間はお寺に毎朝行くので、ちょっと寄り道して観察してみようと思う。
オジギソウ今日のオジギソウはこんな感じで、花は咲いていなかった。
オジギソウの若い果実種はできないかなあとちょくちょく見ているのだが、ついに見つけた若い果実。こうして見ると、確かにちょっとマメ科の面影はある。しかし、果実もトゲトゲじゃのぉ。食べさせてやらんとな。
赤とんぼがうちの近くでいっぱい飛んでいるが、ほとんどアキアカネのようである(一寸野虫さん、くまじろうさん、真神ゆさん、同定ありがとうございます)。ノシメトンボはこの前の日曜日に1回見たきり。ミヤマアカネは最近はちょっとご無沙汰。赤トンボの見分け方のサイトや書籍もあるが、それらを見ても完璧にこれだ!と自信を持って答えられることのほうが少ない。本物を数多く見るのが一番。というわけで、ずらずらっとアキアカネばかりを。ほな、いきまっせ。
アキアカネ9月24日。ノシメトンボのすぐ近くにいたもの。いろいろ調べた結果、消去法でナツアカネと思ったのだが。
アキアカネ2同じ個体。正面。
アキアカネ3翌25日。調べれば調べるほど混乱してくる。
アキアカネ427日。前の2つと同じ胸の模様なので、それならばアキアカネだろうということになる。それにしても、枯れてなお役に立つヒマワリ。えらい!高さもちょうど私が撮影しやすい位置。
アキアカネ5同25日。こっちのヒマワリはちょっと目よりも高い。君を見上げて君ヒマワリ。これでもうアキアカネの同定は大丈夫、そう思った。
アキアカネ6昨日30日。これだけは庭ではなくて、図書館に行く途中の公園。やっぱり自信が持てまへん。でも、今気づいたが、胸の真ん中の線の先がとがっているからやっぱりアキアカネなんだな。むしろこの方がわかりやすいじゃないか。

ちなみに、ナツアカネの成熟したオスは顔までまっかっか。これならばわかりやすい。でも、うちの周りでそんなの見たことない。はたしてナツアカネを目撃する日は来るのだろうか?
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