無為♪皆♪混沌

〜物理的もしくは心理的にローカルなこと〜

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初体験、雑草、クリーニング屋

ついにやらせてしまったよ、電車男に立ちションを。もう我慢できないと、歩いている途中に2度もしゃがみこんだから、こりゃまずいと思って、ついにやらせてしまった。犬の小便には絶対見えないほど大量に放出しやがった。あれでは確かに我慢できないと、逆に納得もしてしまったが。させている最中は、人が来やしないかと気が気でなかった。場所が場所だけに・・・(内緒)。やつの靴には液体がはね返っているし(笑)。

まさにオニノゲシを保育園の遠足以来見た。この近所にもあるものなのね。それを見たりして寄り道したから、おしっこ我慢できなくなったんだよな。それにしてもごわごわした葉っぱで、立派なオニノゲシだった。葉が茎をだくというのもこういう事かとほんとによくわかった。けっこう感動した。

すぐ近くには、もう花が終りそうなセイタカアワダチソウ(それともオオアワダチソウ?そんなに背は高くない)もあった。さらにすぐ近くには先端の花を残してほとんど葉の枯れ落ちたオオアレチノギク。しかし、よく見ると、真ん中の茎の根元からすぐのところに、茎も伸ばさずに、じかに花が咲いている!!なんという繁殖力。以前にも一度花が終ったところからまた別の花が咲いているのを見て驚いたが、そこまでやるか。精力旺盛ね。だから増えるんだろうな。

そのまたちょっと先を歩くと、2mは越す巨大なコスモス。茎も太かった。直径1cmくらいあった(もっとか?)。そこは人の庭だが、土や肥料がいいのだろうか。少しはずれたところにも、種が流れたのか、コスモスが不自然な場所にいくつかあった。

イヌタデもよく目についた。さらにこれはもしかして、と思って家で調べたらやはり。これがホトケノザか。ふと気づくと増えている。秋に発芽するとは今日はじめて知った。年内に咲くやつはいるかな?

そういえば、今シーズン石油ストーブにはじめて火を入れたのは、17日だったかな。すくなくとも私が火をつけたのはその日がはじめてだ。コートがなくて焦った日だ(笑)。そのコートやセーターをやっとクリーニング屋から持ち帰った。あそこはわが家の第二の洋服だんすだ。(^_^; 仕上がり日を1ヶ月過ぎたら1日につき1点あたり100円と書いてあったが、そのとおり請求されたら、スーツが何着か買えるぞ・・・。その場合はクリーニング屋は有料のゴミ屋になるな・・・。下手に取りに行くより買った方が安くついちゃうじゃないか。

H12/11/19
一日一押し N&M 継続は力なり
ピンクチラシ

一時期すごかったけど、最近ないよねって、この前クミゴンと話していたら、久々に入っていたようだ。誰か、うちのなか、盗聴してんな?!

下の「完璧カゼだ」でひいたカゼ、まだ完治していない。もうすぐ1ヶ月ではないか。そういえば、風邪を引くちょっと前は、風邪を引くこともなく、今年は調子いいなと思っていたような・・・。医者にいくため、明日の朝は、せっかく休みなのに8時起きだぜ。

そうそう、こたつはアジアカップの決勝戦の日にはじめて灯(この字でいいのか?)を入れた。出したのはその数日前だったかな。

「火」という字を調べていたら、こんな意味もあった。婦人語で「月経」。そもそも婦人語ってなんだ?

「婦人語」広辞苑にはまあそんなもんだろうという意味が出ていたが、『新明解』には出てなかった。それよりすぐ近くに「ぶす」が出ていた。で、その説明には、付子(ぶす)を食ったような顔、の意。んで、「付子」とは、トリカブトの根から抽出されるアルカロイド。かつて狩猟用の矢に多く塗られた。って、毒じゃないか!うーん、辞書っておもしろい。ついでに広辞苑でも調べたら、ブスは醜女で表記されていた。

H12/11/5
一日一押し N&M 継続は力なり
完璧カゼだ

毎年秋になるブタクサかヨモギの花粉症だろうと思っていたら、カゼに発展しやがった。喉を傷めたのが痛かった。あ〜あ。先週の水曜日(4日)に髪を切ったのは関係ないよな。電車男にうつさないようにしないと。

9月はここに何も書かなかったのか。9月と8月って、絶対進むスピードが違う。9月になると地球の公転は速くなっているに違いない。それから、カレンダーも30日まであるが、本当は15日くらいしかないんだろう。誰かが私の意識を操作している。絶対に。

もっとも今年は「9月」は1週間もなかったかも。花粉症であろうアレルギーが出るのも遅かったしね。10月に入って数日はまだ半袖だったし。家の中で短パンでなくなったのは今日がはじめてだ。夕方電車男と一緒に外に出て、長袖でも寒気を感じた。微熱(あったかな?ほんとに)のせいかもしれないけど。

クミゴンとは、あと1ヶ月もしたらこたつを出そうか、という話になるねぇという展開になっている。

H12/10/9
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カナヘビ

久しぶりに見た。ベランダで。体長10cmちょっとあるかくらいのこども。かわゆい。カナヘビではなくトカゲかもしれない。クミゴンはゴキブリではぎゃーぎゃー騒ぐくせに、金蛇は平気なのがおもしろい(珍しい?)。

H12/8/31
一日一押し N&M 継続は力なり
「せんせい」

前々からあれはタデ科の植物だろうと思っていた。案の定、調べると「オオイヌタデ」だった。

「電車男ぅ、これは、オオイヌタデ」やつはちょっと沈黙している。「これはオオイヌタデ。駅の近くにあるから、今度いっしょに先生と、、、見に行こうね」「うん」

久しぶりにやった。これで通算5度目くらいか。ちなみにクミゴンはその逆で、ある生徒のことを「電車男!」と呼びそうになるそうである。

H12/8/29
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ヒメムカシヨモギ、アキノノゲシ、アオマツムシ

数日前、バス通りの郵便局に行く途中、ヒメムカシヨモギを見つけ、花を見れば確実にオオアレチノギクと区別ができるようになった。ようやくわかったという感じ。しかし、葉や茎だけではまだ区別ができない。

この近辺では、今まで見てきた経験から圧倒的にオオアレチノギクが多いなあと電車男をのせて自転車をこいでいたら、今日は次々にヒメムカシヨモギを見つけた。おととい行ったクミゴンのお父さんのお墓のまわりでは、ほとんどがヒメムカシヨモギだった。もしかして、花が咲くのが一テンポ遅いのか?ヒメジオンがハルジオンより遅いように。姫と春では姫の方があまりに遅いけども。最近ぱらぱら見るのは、みんなヒメジオン。

クミゴンの実家近くで、白いノゲシを見た。あれがアキノノゲシか?

今日、今シーズン初、アオマツムシの声を聞く。大家さんと境になっている木の上に生息か。うるさい。音量からして、もう少し近くか。まだ1匹だけのもよう。午後6時45分くらいだったか。7時キックオフの日本対UAE戦のときには、もう鳴きやんでいた。そんな淡白でいいのか?たすかるけど。アオマツムシが鳴き出すと、いよいよ残暑だなあ。もっともツクツクホウシはまだあまり聞かないけど。この辺では。

H12/8/16
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所沢で本は売れないの?

電車男にせかされ、よく見ていないせいかもしれないが、見つからなかった。所沢の西武の中の本屋。なくなっちゃったの?少なくとも以前、本屋があったことだけは間違いない。『たったひとりのワールドカップ』を買って、上のレストラン街のセゾン系のファミリーレストラン、うーん、名前が今すぐ出てこない、でとにかく何か食べてセゾンカードで払ったのに5%引きにならなくて、二度とここで食うかと思ったことがあるので間違いない。その本のタイトルについて、俺は気に入らない、いやカッコいいという会話を交わした中3が今高2。ここまでは間違いない。しかし、そんなに前のことだったとはこりゃ驚き。近くて遠い所沢・・・。

ま、西武の本屋は本命ではない。電車男に引っ張られ、西武横の変な踏切に寄り道してから、反転、芳林堂に向かう(字はこれでよかったかな?)。その前に丸井にも寄るか、確か、本屋もあったよな・・・、休みじゃないか。せっかく来たのになんということを。芳林堂ってこんなに遠かったっけ?電車男といっしょだとなお遠く感じる。

途中、無邪気な中学生くらいの女の子6、7人が横一列に手や腕を組んで歩いていた。向こうから来たおばさん、突っ切る。中央突破。やったあ。「なにあのばばあ」とひとりが言っていた。オバタリアン度ははたしてどちらに軍配?

そんなこんなで着いた芳林堂。工事中?なんだよ丸井に続いて、肩透かしかよ。しかし、よく見ると、看板は別のところに「マツモトキヨシ」と新たについている。しばし呆然。どこかに移転したのに違いない。「どちたのぉ?どちたのぉ?」という電車男を無視して、探すがそれらしきものはなし。なによ、所沢では本屋がつぶれてしまうわけ?

やむなくさらにダイエーへ。踏切から、抱っこしてるんだよぉ、重たい電車男を。去年の優勝セール以来だな。お目当ての本は予想どおりなかったが、『この気持ち伝えたい』があったのでよしとする。朝になったら、さっそくやーたさんに送る準備をしないとね。

ところでマツモトキヨシ、帰りに気づいたが、駅降りてすぐのところにもあるじゃない。そんなに売れるのか。

H12/8/10
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大荒れ地野菊!

よく見る雑草のはずなのに、調べてもなかなか名前がわからなかった。この1週間くらいで、梅雨の晴れ間にであろう、え〜〜〜?というほどいつの間にか背丈が伸びていた草。中には私の身長を追い越していたものも。きのうの夜、寝る前にようやくわかった。

2日の日曜日に図書館の前の、国から委託されて管理しているという、見事な、幸福な、けっこう広い雑草地帯で、その草は素晴らしい生命力を発揮していた。よくみると、1m以上大きく成長したものは、多数のつぼみとわずかながらも小さい花をつけていた。その花もこれからもっと大きく咲き誇るのではないかと思っていた。晴れの日は毎日欠かさずに見にこようと決意した。

翌3日の月曜日、ちゃんと見に行った。日曜日と大差ないようだった。前日の午前と次の午後だから、無理のないことかもしれなかった。家の図鑑や図書館で借りた本で調べてもその草の名前はわからなかったので、いま一度よく、特に花を見た。ハルジョオンの花をずうっと小さくしたような作りだった。まわりは白く繊維状で、中央部は黄色かった。これはキク科の花だと確信した。そういう目で見ると、不思議なもので、葉っぱだって、菊のようだ。

次の火曜日、月曜日も暑かったから、さぞかし花も開いたことだろうとわくわくしながら、保育園にイレギュラーな用事で行ったあとに寄り道した。立ち尽くすようなショックを久しぶりに味わった。広大な雑草地帯は一部のヒマワリ(おそらく今では自生しているもの)をのぞいてすべて刈られていた(フェンスぎわの植木に巻きついているヒルガオやカラスウリは難を逃れている)。車輪のあとがあった。トラクターかなにかで一気にやったのであろう。確かにやりたい放題というくらい雑然としていたが、それがいいんじゃないか、本当の自然な姿で。昆虫にとっては楽園(激しい生存競争の場?)だったろうに。あまりにむごい仕打ちだ。雑草を好きなだけはやしておける自分の土地が欲しいと、3〜4週間前だろうか1万円の庭に除草剤がまかれて以来、改めて強く思った。

キク科の花にしぼって、いま一度よく本を調べてみた。見つけた。オオアレチノギク!うれしさのあまり、何度もくりかえした。オオアレチノギク!荒れた土地にはえている菊のうち、大きいもの。いい名前じゃないか。ぴったり。

今日は何もなければ本来休みなのに、朝から研修が入り、実にイヤな気分だったが、電車から見える空き地の光景は幸せだった。特に高架線から見下ろす風景のなか、のっぽなオオアレチノギクの目立つこと。おお、オオアレチノギク!

ふだんよく見かける草でも、名前がついただけでなんと親しみのわくことか。行きもそうだったが、保育園の帰りにも電車男に「これがオオアレチノギク!」と吹き込んだ。やつも一生懸命反復していた。しかし、喜びと驚きはまだあった。いま一度よく調べてみると、あれは、なんと、ヒメムカシヨモギ!よく似ているが、花の形、花のつき方、葉の色などがちょっと(?)違う。電車から見たとき、2種類色があるように見えたのは、オオアレチノギクとヒメムカシヨモギが生えていたからだろうか?

図書館の前のはまちがいなくヒメムカシヨモギ。しかし、そこ、ここにあるのはいったいどっち?ハルノノゲシかオニノゲシかの判別同様、また楽しみが増えてしまった。しかし、背が高くなるせいか、あちこちで、茎を折られているんだよなあ。保育園の前のもそう。花が咲くまで待ってくれ・・・。

H12/7/7
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散髪、選挙、うんち

きのう、床屋に行った。金曜日の午前にもかかわらず、3つとも椅子がうまっているのでびっくり。3人ともほぼ同時にすぐ終りそうな感じだったので、そのあと仕事に行かねばならず時間も気になったが、待つことにした。その日を逃すと、また床屋に行く機会を失う。しかし、30分も待つとは思わなかった。

明日は、衆議院選挙。床屋で待っている間、そのものずばりなタイトルのローカルな雑誌があって、立候補者の公開討論が収録されていた。適当にとばしながら読んだが、どの候補者にも失望した(司会者のツッコミなどはよかった。あとで見たら、その雑誌の編集長だった)。

誰に入れるか?困ったものだ。無効票を投じてやろうかと本気で考えている。電車男の最近のお気に入りの言葉でも書いてやるか。開票する人があきれてしまうだけか。

電車男がやたら「うんち」という。なぜかうんちモードになるとやたら連発する。電車のビデオを見ては「特急うんち」さっきまでちゃんとライラックと言っていたいのに。保育園でも同じらしい。連絡帳には、こう書いてあった。

朝のうちは「みんなうんち」の絵本をひろげて「ウンチ、ウンチ」「ウンチだって〜」「ア゛ハハハ」とひとりで大うけ。次に草花の本を開いても「ウンチ」「ウンチ」(中略)「ウンチ」系言葉の連発・大ウケの流行はすぎているので、他の子はシラ〜〜(後略)

うんちをトイレでできるようになってから、笑えるようになってくれよなあ。

H12/6/24
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オニノゲシ

図鑑などで調べても、オニノゲシとハルノノゲシの区別は自信が持てなかった。ある本には異種交配が進んでいるというようなことが書いてあったので、仕方ないのだろうと思っていた。しかし、きのう、保育園の遠足で見たものはまさにオニノゲシだった。葉っぱがまさに鬼!硬い。ごわごわ。この近辺のは、あれらと比べたらずっと弱々しいので、ほとんどがハルノノゲシか、オニノゲシとハルノノゲシの合の子なんだろうということが判明した。

ちなみに、そのわんぱくとりでではオニノゲシばかりだったが、たったひとつだけ、これはハルノノゲシじゃないの?というくらい葉っぱの柔らかいものがあった。タンポポのように綿毛で種が飛ぶとはいえ、キミ一人だけかい?そこにいるのは。花が咲くタイミング次第で異種交配が進むのか?それとも、もう少し大きくなってから葉っぱが鬼のようになるのか?他のオニノゲシはほとんど花が終っていたので、やっぱり別の種類なのか。まさかアキノノゲシじゃないよね?

遠足の目的地である森林公園の西口入口付近で、これがコウゾリナだなというのも見つけたので感激!

H12/6/3
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夏になった証し

今日、今シーズン初、蚊にくわれた。公園にて。

今日、今シーズン初、電車男が敷布団を掛け布団にしている。うちはフローリングの床の上に布団を普通にしいている。敷布団の下に入り込み、体を床につけて放熱しつつ、重い布団で体を固定し(?)保温をはかる。暑い季節のスタイルが戻ってきた。

一万円の窓から見えるクレマチスは、数日前が最後だったと思う。新しいつぼみもちょっと見ただけでは見当たらない。「クレマチス、終っちゃって、残念だったねぇ」と電車男も言っていた。大家さんの庭というのか、花屋の隣の空間の白いクレマチスももうすぐ終りそう。

GWから意識して見てきたまわりの雑草の風景も変わってきた。背丈の高いのが増えてきた。おそらく一年草だろう。一万円の庭(一万円の窓から見下ろせる、クレマチスや一夜茸の生える空間をそう呼ぶことにする)も気がつくと様変わりしてきた。

オニタビラコは相変わらず頑張っているようだが、カタバミは大丈夫か。まわりがけっこう囲まれてきた。いつの間にかヒルガオのようなつる性の植物もコンクリートと地面の境界線をはっている。コケもはえていた。中学生向けの理科の教材に出ているのとそっくりだった。これが雌株かあと感慨深いものがあった。

多分ゼニゴケだよなあと思ってインターネットで調べたが、以前仕事で調べたページを見に行っても出ている画像はいまいち実物と似ていない。思い直し、手元の植物図鑑を見たら、ぜにごけの一種と書かれているものとそっくりだった。絵の方が似ているというのも変な話だ。ところで、ハーゲンダッツの抹茶アイスを食べながら調べるのはよくなかった。

H12/5/26
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南極のペンギン

きのう仕事中に知り、しみじみ感動したこと。こんなことにも気づかなかったのがまたうれしかった。そして、新たに疑問がふつふつとわいた。

夜になっても太陽が沈まない「白夜」があるなら、反対に昼になっても太陽が昇らない「黒昼」もあるはずである。「白夜」は中1のときに地理で習ったが、「黒昼」についてはなぜか習っていない。そして、私自身も「黒昼」について考えてみるなんてことは昨日までなぜかしたことがなかった。

人間の場合、一日中夜のように暗くても、電気などの力を借りれば何とかなるだろう。しかし、その他の生物は一体どうしているのだろう。一日暗い中、一体なにをして過ごすのだろう。エサはどうする?日が昇らない一日をいったいどんな気持ちで過ごすのだろう。明日も、明後日も真っ暗である。いつ日が射すようになるかさえわからない。しかも、それはより寒い季節のことである。

「黒昼」は「極夜」というようだが、実際はどの程度の暗さになるのであろう。白夜の夜の時間はうっすら明るいように、極夜の昼の時間は日が沈んでいるとはいえ、うっすら明るいのだろうか。日の出前や日の入後すぐのように。

水が流れ込んでこない関係で、南極の方が北極よりも寒いそうである。南極のペンギンたちはいったい何を思い、暮らしているのだろう。真夏には、そのころには極夜は明けているところが多いはずだが、南極のペンギンに思いを馳せてみるのもいいかもしれない。

H12/5/19
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ヒトヨタケ

きのう、今シーズン第一号のヒトヨタケを発見。今日はまた別のところにはえていた。きのうの分はまだちょっと溶けてきた程度。悪臭をはなつ程度ではなかった。量が少ないからか。

クレマチスの近くの地面に群生しているそれらを見たときは、びっくりした。けっこうな量はえているし、不気味だった。そして驚いたことに、翌日か翌々日には、必ずといっていいほど、焼かれてこげてしまっているのである。確かに突然わいたようなキノコのかたまりは気持ち悪いかもしれないが、いくらなんでも焼くことはないだろう、むごすぎる仕打ちだというのが率直な思いだった。

一万円の窓からそのキノコをのぞいたとき、たまたまうちの下の住人が煙草を吸いながら通り過ぎたことがあった。その時、チラッと群生している黒くなったかたまりを見た。近くに100円ライターが捨ててあったという事実とあわせて、下の住人がライターでわざわざ毎回焼いている、なんてひどいやつだという結論に達した。

焼かれても焼かれてもはえてくる生命力には感動した。あるとき図書館にあるキノコの図鑑で調べてみた。すぐにではないが、これだというものにたどり着いた。「ヒトヨタケ」。アルコールを同時に摂取しなければ、食べることもできるという。しかし、もっとも驚いたことは、このキノコは一晩で溶けてしまうということだった。だから「一夜茸」。濡れ衣を下の住人には着せてしまった。ごめんなさい。

H12/5/7
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開花

うちの一万円の窓からのぞけるクレマチス、今日一つめが開花した。だいたい毎年ゴールデンウィークのころに花が咲く。いつまで咲くかは年によってちがう。

結婚した時にも咲いていたと思う。見たこともない、きれいな花だなと思っていた。そして、ふと気づくと終っている。

花の名前を知ったのは、パソコンを買った年。つまり結婚した翌年。CD-ROMの植物図鑑をしらみつぶしに調べてやっとたどり着いた。なぜかなかなか名前が覚えられなかった。今では記憶に定着しているはずだが、自信がないので、こうして毎年記憶の再確認を行う。

タンポポ広場でのこと。電車男はジャングルジムを一人でのぼりおりしてしまった。いつの間にできるようになったのだか。驚いてしまった。

驚いたといえば、月曜日の仕事中に気づき、興奮したこと。円において円周の長さを直径で割ると一定の値になる。そこまではよい。しかし、それがけっして分数で表わすことのできない数、すなわち円周率3.14159265・・・になるというのは、まさに曲線だからおこる神秘だとずうっと思っていた。ところが、それ以外の神秘にも突然気づいてしまった。直線だけでつくることのできる正方形において、対角線の長さを一辺の長さでわったものは、やはり1.41421356・・・というけっして分数で表わすことのできない数になる。こんなことも知らなかったとは、うれしいことだった。

しかし、これを書いていて気づいたが、円周率は超越数であり、やはり平方根とは同じ無理数でも一線を画しているとは言えるかもしれない。もっとも数の大部分は超越数になるわけだが・・・。

H12/5/4
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元マラドーナ

4月から風組になったせいか、5時をすぎても外で遊んでいた。あの服は間違いなくうちの子なのだが、目を疑った。スリムだ。細い。コンビカーを猛スピードで押す姿。同じことをしているもう一人の子を追っかけていく行動パターン。まさにうちの子に違いないのだが、細い。やせているわけではないが、以前よりもすらっとしている。

まだ1年前は、ビア樽に手足をつけたようで、胸とお腹で風を切って小走りしていたのに。まるでマラドーナ体形だった。どんどん大きくなっていくんだね。それにしてもまだ暗くないからといって、すぐに帰らないとは思わなかったよ。

本日練馬区は今年初の夏日だったそうで。昼間には、一度ウグイスの鳴き声を聞いたよ。八重桜も咲きはじめた。

H12/4/15
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柿の木

家の前の大家さんの柿の木に、小さな芽を発見。これからしばらくすると、新芽がとてもかわゆくなるのよね。

H12/4/3
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利き足、席替え、さくら

ボールを蹴るときは、必ず左足でインステップキックをする。左足を使うように教えたわけでもないのに。今日はじめて右足でインステップキックをしたところを見た。たった一度だったが。左足の人差し指を軽くケガしてばんそうこうをしているせいかどうかはわからない。投げるときは必ず右なんだよけど。右投げ左蹴り?

クミゴンが右投げ左蹴りにお願いして、席替えをした。もとのポジションに戻った。

いつも選挙の投票で行く中学校の桜(もちろん、ソメイヨシノ)が咲いていたそうな。

H12/3/29
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本物

出勤途中の電車で対面に座って本を読んでいる男の人。派手なブックカバーをしているなと思ってよく見てみると、新聞の折込広告を器用に利用したものだった。おもしろいことをする人もいるものだ。どんな本を読んでいるのだろうと眺めていると、本の上側の部分に判子が押してあった。こちらからは逆さまだったが、目の悪い私でもはっきり読めた。「武蔵野警察署」。

え、刑事?改めてその男の人を見てみると、テレビの役作りとそっくりだった。50代くらいか。コートといい、肩掛けのかばんといい、顔の皮膚の作りといい。『踊る大走査線』に出てくる、いかりや長介扮する刑事によく似た風貌の本物だった。ちょっととぼけた感じがするところもまで似ていた。ただし、目つきは違った。より正確には目元なのかもしれない。本から目を離して、少し遠くを見たときの眼光は鋭かった。それは、長年そういう目つきを幾度となくしているうちに、顔の表情に組み込まれたような、そんな感じのものだった。

H12/3/24
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強風

日付上はきのう、意識上は今日のこと。すごい風だった。うちのまわりは畑が多い。出勤途中、前方の風は茶色だった。アスファルトにも茶色のうごめく模様ができていた。ウソだろ、あそこを歩くのかよ。やはりふだんの行いがよいのであろう、ちょうどさしかかったときは茶色のシャワーはあびずにすんだ。

それにしてもほんとに強い風だった。建具屋ではお通夜の準備をしていた。備えつけているそばから花びらが飛び散ってしまっていた。

H12/3/23
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席替え

家に帰ってきて、何か違和感があると思ったら、再び席替えになっていた。はじめての席替えは1ヶ月くらい前だっただろうか。とにかく、それは今年に入ってからだった。

食事用のテーブルは4人がけで、台所側がクミゴン、その対面に私だった。4つの椅子のうち2つは簡単な物置になっている。電車男は最初、お誕生席だった。もう一つのお誕生席は今も昔も壁で封じられている(厳密には、クミゴンが一人暮らししていた頃からある、当時はもう使わなくなった冷蔵庫が壁との間にあった。結婚後、その冷蔵庫には現役時代もあったのだが、当時のテーブルと壁の狭間のことまでは覚えていない。テーブルそのものをまだ買ってなかったかもしれない)。

電車男がやたら私の席につきたがることが増えた。そう思いはじめて数日したら、私の席は電車男の席になり、電車男の席はクミゴンの席になり、クミゴンの席は私の席になった。電車男がかってに椅子を移動して、決定してしまったのである。

今日(日付上はきのう)も、保育園から帰るなり、勝手にやったそうである。今度はお父さんと電車男の席がチェンジしただけだった。私自身はもとの席に戻り、一番初めの配置と比べれば、クミゴンと電車男がチェンジしたことになる。せっかく今の席になじんできた矢先の出来事であった。

しかし、これを書いているうちに気づいたのだが、やつは、お父さんの席にあこがれているな、もしかして。この3週間、私が保育園に迎えにいき、帰宅後おやつを食べ終えると必ず私の席によじ登りに来た。座っているのに!そして顔をスリスリ、スリスリ。うれしいが、かなり痛い。時として。椅子に座っていなくても、愛情スリスリ攻撃はくるのだが、椅子に座っているときの方が、頻繁におこる気がする。

パソコンの席も、使っているときに限って、狙っている。最近はすぐに椅子を取られてしまう。ほんの数週間前までは、椅子とパソコンデスクの間の空間に無理やり入り、左右をお父さんの腕で封鎖して囲ってもらうのが好きだった。ごく最近は、椅子を占拠することに興味がうつってきたようだ。この椅子はタイヤがついているので、これまたいいおもちゃになる。しかし、椅子を絶対に取り返す策がいまのところある。電車男の椅子に座ってしまうのである。「ヒロムのせきぃ〜〜〜」といって、チェンジできる。やたら所有欲が強いからね、キミは。そして、人間、一度に二つのことは同時にできないのだよ。フフフフ。

ところで、私の仮説が正しいとすると、電車男がいるときは、意図的にクミゴンの席に私が頻繁に座ることにより、みたび席替えが起こり、もとの席に戻るのではないだろうか。やってみよう。

H12/3/22
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アイロン台

日常の何気ない生活の何でもない中で、もっとも受け入れがたいことの一つ。シワを伸ばすためのアイロンがけで、人工的に新しいシワを見事にプレスしてしまうこと。

ところで電車男くん。アイロン台は電車の基地ではない。立てかけてあった台をひっくり返し、ビビったあと、心を落ちつかせるがごとく、台の裏にNゲージを何台も入れて遊ばないように。さらに、落ち込んだすき間から電車がとれなくなったからといってわめき、わざわざお父ちゃんを呼ばないように。入ったからには、必ず出すことも可能なのだ。まっすぐ取ろうとするから取れない。90度車体をひねってやればいいのだ。入るときもその角度で入ったはずだ。まあ、そうやって図形的な感覚が養われていくんだろうな。あと何回かは手伝ってやろう。そのうち自分で覚えるんだぞ。

アイロン台は、さっきしまってしまった。やっぱり出しておこうかな。

H12/3/21
一日一押し N&M 継続は力なり
選民思想

関東地方における今年の3月3日から5日にかけての3日間でのスギ花粉の飛散量は、去年1年分と同じだそうである(それ以上だったかもしれない)。

花粉症でない愚かな人間が、崇高な花粉症である人間に向かって、「弱いね」というシーンをたまに見かける。花粉症のメカニズムは、根本は免疫の過剰反応であり、体内に侵入・感染する異物への防御機構が強めに働くためである。花粉症であるということは、「強い」のであって断じて「弱い」わけではない。

なぜスギ花粉症が存在するか。これは未来への備えである。今はまだアレルギー反応として「過剰」だが、そのうち「適正」になる。未知なる殺人ウィルスXの人体への侵入を防ぐには大量の鼻水、頻繁なくしゃみ、涙などが必要なのである。花粉症でない人間は、そのうち淘汰されるであろう。そう、花粉症である人間は、生き延びるべく、神に選ばれたものたちなのだ。

H12/3/19
一日一押し N&M 継続は力なり
散髪、マイク、ちんこ

床屋にいった。今年に入ってはじめてのはず。前回は12月中旬から下旬にかけてだったと思う。その前は9月。その前は6月下旬か7月上旬。その前はいまいち記憶がさだかでない。すべてまめこんを起点に覚えている。

今日はじめて電車男がマイクのことをマイクといった。そう、それはまめこんではない。ついに覚えたか。

かわいい女の子に、出し抜けに指をさされ「ちんこついてる?」と聞かれた。その場にもし彼女の親が居合わせたらと思うと、何ともいえぬおかしさが身体のうちに広がる。バカチンはうちの子だけではない。保育園のお迎えは、たまにというだけあって、新しい発見に満ちている。

H12/3/17
一日一押し N&M 継続は力なり
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